お葬式の日は、予想通りの台風でした。
ほんとうに家族だけで式ができたので、ある意味ラッキーだったかも。
そして、意外と言っては失礼ですが、式場のサービスの生演奏がよかった!
この曲目を決める際も、父の好みをしっかりと把握していなかった私たち。
ああだ、こうだ言いながら決めたものです。
私の時は”アメイジンググレイスがいいなぁ・・”なんて言う私。
夫は”上を向いて歩こう”がいいなぁ、とのこと。
人それぞれです。
結婚式の時のBGMを選ぶときは何日もかけてテープ(←時代!)を作った
ことが思い出されます。
(エンディングノートに希望の曲、書いておこうっと)
さて、主役は満足してくれたかしらね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/bf/c2245877dbaddbb3648d7c05e757ed25.jpg)
これはお斎(おとき)。
現世での最後のお食事を一緒にいただく食事のことです。
そして、無事に式も終え、火葬場へ。
行ってみて、びっくり。
楽し気にお茶を飲みつつ、歓談する家族の姿が多数見られたのです。
・・うちの4人という数は非常に小規模に思えたくらい。
そういえば、母のときには親族も多く、マイクロバスを頼んだんでしたっけ
ということは、こんな感じだったのかも。
あれから18年、親族も減ったのが嫌でも実感されます。
熊本市の火葬場はロビーで待つようになっていて、各葬儀社のスタッフさん
がいろいろと対応してくれます。
お茶をいただきながら思い出を話してみたり、これからのことを話してみたり
案外時間は早く過ぎていき。
私の生涯二度目の骨上げです。
母の時は、まだ親族も多かったので箸渡しの儀式も結構大変でした。
ザクザクと骨を潰す親族のおじさんに目が点になったり、順番を譲り合って
進まないおばさんたちがいたり、けっこう大変だったかも。
今回は姉夫婦とうちの夫婦だけですので、非常にスムーズに進み
まだ暖かい骨壺を抱えて帰ることになりました。
朝の台風は小雨となって。
静かに一日が暮れようとしていました。
※本当に個人的な記録です。
あまり参考にならない記録ですが、最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。