そうだ、京都へ行こう・・とはならなかったので、こちらまで出かけてきました。
九州国立博物館。
行くたびに思うのですが、この建物が見えてくると本当にわくわくします♪
今回の目的は、といいますと。
『京都・醍醐寺 ―真言密教の宇宙―』
醍醐寺の主力となる寺宝が、ほぼやってきているのではないかしら、という規模の展覧会。
これは、もう行くしかないでしょう。
撮影禁止ですので、パンフレットで。
そもそも、醍醐寺が開かれたのは874年。
よく名前を聴くのは豊臣秀吉の『醍醐の花見』でしょうか。
今回も『醍醐の花見』を再現したブースと豊臣秀吉の肖像画がありましたが
私の目的は、やはり仏像の皆様。
気だるげで、なんともいえない雰囲気の『如意輪観音坐像』
博物館でお会いすると、後ろからも眺められるのが最高に嬉しい。
快慶作の『不動明王坐像』、端正なお顔の不動明王・・すばらしい。
そして不動明王を中心とする五大明王・・無敵の五人組です。
そりゃもう、五人揃っての迫力たるや、すさまじいものがあります。
でも、そのなかにあって、大威徳明王が乗る牛！（水牛？）
のほほ～んとしたゆる～い表情で、緊張感のある空間での癒し系。
五大尊像のほうでは、迫力満点の形相なので、このギャップも面白かったかも。
なんと、上醍醐薬師堂の御本尊・薬師如来坐像も来福。
（思わず、チケット入れを自分土産に買ってしまったし・・）
とにかく会場全体が見どころだらけ。
５００円を惜しんで借りなかった音声ガイド。
いとうせいこうとみうらじゅんのお二人だったから、ちょっと迷ったけど
やっぱり借りればよかったかなぁ。
まあ、なくても十分に楽しめたけど。
そういえば、4月の下旬から『京都・大報恩寺 快慶・定慶』が開催されるとか。
・・これは、また通うしかない（笑）
『京都・醍醐寺 ―真言密教の宇宙―』
会 期：1月29日（火）〜 3月24日（日）
休館日：月曜日ただし2月11日（月・祝）は開館。2月12日（火）は休館
開館時間：日曜日・火曜〜木曜日9時30分〜17時00分（入館は16時30分まで）
金曜日・土曜日【夜間開館】9時30分〜20時00分（入館は19時30分まで）
