山川さんに嘘をついて、約束をキャンセルして他の男性と飲みに行った。
※一つ前の記事 嘘 をご参照下さい※
すっかりお互いの毒も吐き、笑い話もし、ストレスも割とすっきり。
気がづいたら23時。そろそろ帰ろうかね、なんてお会計してたところに、山川さんからの着信。
さすがに他の人もいたので、
「ごめん、2分後掛け直す。」
タクシーで帰るから、と他の人と別れ、タクシーの中で電話。
「ごめんごめん、今タクシー乗ったの。どうしたの?」
「今どこ?今、由美子のマンション付近なんだ。」
「え?!あたし今からやっぱり20分くらい掛かるよ。ってゆうか、どうしたの。」
「いや、この時間なら帰ってくるかな、と思って向かってみた。逢いたいし。」
・・・ごめん、山川さん。私、嘘付いちゃったね。
結局山川さんはいつもの飲み屋さんにいるから、おいで、と言ってくれました。
飲み屋さんに入っても、さすがに疲れてるのは変わらず、そして全然飲めず。
・・・なんか生理前っていうのもあって、あんまりお酒も入ってこず。
飲みながら山川さんがこんな事を言ってた。
「俺が由美子を待つっていうのはそんなにないじゃん?飲んでる由美子の帰りを待つってのもさ。いっつも俺が待たせちゃってるもんな。
だから、待つ気持ちが分かったし、そうゆう時の時計って進まないのなww」
って。
なんか、切なくなっちゃった。
ごめん、山川さん。嘘ついて、待たせてごめん。
その後、結構遅いにも関わらず家に寄ってくれて、すぐ帰るのかなと思ったら結局二人でベッドに入っちゃいました。
いっつもは山川さんから”早く帰らきゃ”、”もう行かなきゃ”って言い出すのに、
この日は違った。
「こんなに遅いんだから、もう何時に帰っても変わんないよ。」
って。珍しいなあって思った。
多分、逢えると思ってたのに、逢えなくて。で、こんな遅くまで待っちゃって。
山川さんがもっと一緒にいないと気が済まないって思ってる、と感じました。
なんか、尚更悪い事しちゃったなって。
ベットの中でキスして、少しイチャイチャして、疲れてる私は案の定寝てしまいました。
山川さんも少しだけウトウトしてたらしいんですが、その後すぐ目が覚めて、寝ている私を1時間もそっとしておいてくれたみたいです。腕枕してくれながら。
少しして、
「帰るよ」
って言って起こされました。
寝ぼけてたので、ぎゅーっと抱きついてたらキス、キス、キス。
かるーく愛撫になり・・・・帰れないだろ、みたいなw
で、着替えてお見送り。
なんだろ、なんかその愛撫が愛しすぎて。
きっと嘘を付いてしまった罪悪感と、山川さんの気持ちが相乗効果で・・・。
ごめんね、山川さん。
でも、男の子と飲みに行く時は、やっぱり本当の事は言えない。
心配して、ヤキモキしてしまうだろうから。
後、何回嘘を山川さんに付かなければいけないのかな、と考えてしまいました。
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