ドラ一族

シェットランドシープドッグ専門ブリーダーCLUBFIELDの仔犬の成長記録、出産情報とお犬様の世話係どら母の日記。

事故から10日目、

2006-12-28 00:46:51 | 日記・エッセイ・コラム

ひき逃げに会ってから10日目、

きょう面会にいったら、いつも面会待ちしていたご家族が半分以下に…

昨夜の嵐の「雨音」「風の音」「稲妻」は、マーラーの歌劇の死神の馬車音のようでした たくさんの方が、昨夜一気にお星様になりました

我が家の次男は、「残留組」

昨夜、神戸で脳外科医をしている義弟が、妻であるオーナーの妹と娘を次男の元へ会いによこしてくれました 

妹  :「せ○子よ、わかる?」

次男:「…せ○子~!?、」

妹  :「子供たちが冬休みだから遊びに来たよ、遊ぼう」

次男:「あ、何所行こうか?」「モ○、ポ○、来てるの?会いたい~!!」

いきなり元気復活!!!!!!!

さすが、脳外科医!解かってらっしゃる! 生きる力の源は

「たのしいって事を思い出させる事です そして、またその時と同じように

 たのしめるよう頑張ろうと活力を与える事!」

妹に会って、次男の記憶は、一気に今年の夏に私と青森まで旅に出る日まで復活しました そして、昨夜の嵐の夜、「生き残りました」

御心配をおかけしました 次男は、ありえないと言われた奇跡を見せてくれました

この奇跡は、たくさんの人たちに助けられたのだと皆さんに感謝いたします

    


7

2006-03-04 11:44:12 | 日記・エッセイ・コラム

バイブラックの男の子は、元気に生後30日を迎えた

繁殖したブリーダーさんには、うちは、東京という事と電話番号しか言ってなかった

婿殿ドラ様を迎えに行ったその御宅は、満開の桜に囲まれた豪邸でした

出てきたのは、なんとー!! アプリを誉めてくれたあの日会った犬好き奥さん!

運命だったのだ そんなもの今まで信じた事なかったけど あるんだな

必死で探して見付からなかったバイブラックの男の子

日本のシェルティを、アメリカでナショナルチャンピオンにまで

育てた御方の家に生まれた 

私たちは、その御方にもう一度出会う為に婿殿探しをしていたようだ

仕事が見付からなかったのも、他にバイブラックの男の子がいなかったのも

運命の流れというものだったようだ


6

2006-03-03 16:12:20 | 日記・エッセイ・コラム

最近の私の給料は、息子たちの携帯電話代を払って無くなっていた

無意味な私のパート主婦生活にピリオドを打つ事にした 

アプリでドッグショーを続けられたら、きっとブリーダーになる事は無かった

途中でサイズが止まりさえしなければ、きっとチャンピオンになれた

果たせなかった思い 一生後悔するくらいならもう一度アプリを作って挑戦だ!

アプリの父ニケ君は、近親交配になるので、他のバイブラックの雄探しを初めた

ショップ、ブリーダーさん、手当たりしだいに電話した  何処にも居なかった

最後に本屋で「愛犬ファミリー」という有名ブリーダーばかりが載っている本で

シェルティ専門ブリーダーを見つけた 

電話口で、「数日の内に出産の子がいるわ!」と明るいお返事が帰ってきた

しかし、希少なバイブラックの男の子が生まれる確率は少ないと言われた

数日後、「一頭だけ生まれました」と連絡が来た

ドラゴンエンペラー君誕生だー! 


2006-03-02 15:33:53 | 日記・エッセイ・コラム

アプリは、輝かしい成績を収めた日から成長が止まってしまった

通常の3ヶ月児の大きさだ その日以来ショーに行く事は無くなった

ハローワークから電話が来た

「会社が、日曜出勤を付け忘れていたそうなので給付されますよ」

担当係長さんが、「大変だったね 」と小声で言った

3人は、すでに就職していた 

私と最年長のサナちゃんのママが二人でハローワークへ!

家の近くの職場は見付からなかった 困った

私達家族は、近くに親戚もなく 子供がいつでも

訪ねて来れる職場に居たいと思っていた 


昔話 4

2006-03-01 23:58:17 | 日記・エッセイ・コラム

無職のうちに子犬を産ませてみよう

ルシールの母犬は、ブルーアイズの美しい子だった

父犬、ニケ君は、34.5㌢というかわいいバイブラック!

どちらも手に入れたいと願って、ブリーダーさんに譲ってくれと頼んだが

どうしても手放せないとの事 私もどうしても欲しかった

自分が繁殖に励む事にした 生まれたのは 希少色「バイブルー」

墨絵のような静寂な美しさで 負けん気の強さは天下一品!

見た目の美しさだけでなく 走りの美しさで人を魅了する子でした

「アプリ」ちゃんが誕生したのです

デビュウー戦は エクセレントゲット!

2戦目は リザーブクィーン! この日熱心にアプリを観察する奥さんがいた

「この子誰の子?」 「とてもいいわ!」その奥さんはとても犬好きらしかった

初めて繁殖した子がタイトルを取れて 嬉しくて記念写真の事で頭がいっぱいでした

後に、このとき出合った犬好き奥さんが「犬界の大御所」と知る日が来るのでした