きょうは、父が亡くなった日です。
*書いているうち、なんだか怪談っぽく
なっちゃった~。
火葬まで、忙しく動く兄夫婦や、
お疲れモードのぼーっとしている母に代わって
遺体に付き添っていました。
昨年3月20日から23日まで病院で寝泊りし、
23日から26日まで斎場の遺体安置所で寝泊りし、
そこで、不思議体験がありました。
火葬が終わったとたん、私の靴が
何十年歩きとおしたのか?と思うほどボロボロになったのです。
弟と二人で遺体の付き添いの日
急に弟が震えだし「今、見たか、見たかー、」と、
腰が抜けて動けなくなり、私に叫ぶばかりです、
「何を?」と聞くと、祭壇の花が、
私が手を合わせている間、
一本だけ、紫のトルコキキョウが大きく揺れて、
父の顔が写真の額から出てきたと大騒ぎです。
私は、それでも怖くなかったです。
父が生前「行って見たかったな、お前の家、
犬も、筋肉はちゃんとしてるか?」
と、いつも言っていたから、
火葬の後に靴がボロボロになった時、
私は、「うち、見てきた?犬も良かったでしょ^^」
と、父に話しかけていました。
お花が揺れた時も、
父が昔、子供の頃の私に
「千代は、地味な名だが、色で言えば紫か蒼で、
重みのある印象なのだよ」と言っていました。
紫の花を揺らして、
「名は体を現す、そんな人間になりなさいよ」
と、最後のメッセージだったのでしょうね。
そのころ東京の家では、
「犬達がグルグル回りながら吠えて怖いよ~」
しかも↑今までしたこと無い遠吠えだと、
で、次男が助けて母ちゃんコールを私にくれました。
その現象は、お葬式終了時まで続いたそうな。