この家に住んで初のクリスマスリースを
玄関のドアに飾りました
息子達が小学生の頃
「ケーキ予約して~」
「ケンタッキーも予約した?」
「爺ちゃんと婆ちゃん何送ってくれるかな?」
ほんの10年とちょっと前まで
あどけなく問いかけていた息子達
いつしか友達が最優先
そして、いつの間にか彼女が最優先、
お父ちゃんと私と小雪とルシールで食べる
クリスマスのケーキ
ちょっと寂しかったけど小雪とルシールがいて
二人っぽっちになったという悲哀は無かったな、
次の年にアプリ、アミ、ベックも生まれ賑やか~
その次の年には、小雪とルシールの孫達もいて
さらに賑やかワンダフルクリスマス~
でも、こんなに賑やかになっても
「子供に捨てられたなぁ、」
と、時々わたしがつぶやくと、
「綺麗な娘犬のお酌で嬉しいぞ^^」と、
ニコニコのお父ちゃんでした。
息子達、20も半ばと言う所で
やっと親の事を思い出してくれるようになったのか?
「今年のクリスマスは、何食べる?」
と息子達が聞いてきた、
「え?、家でクリスマス?おまえ達と?」
聞き返しながら
私もお父ちゃんも無言でテレビを見つめた
嬉し涙を見られるのがてれくさかったから
なんだか小雪ったら、みんなの顔を順繰り見て
「「みんな泣いてるよ」って不思議顔でした。
何処見てよいやら困ったら、
我家全員、各自の傍のワンコに独り言つぶやいてます。
「やっと、皆でクリスマスだね」と、次男がー、
「おまえのせいだー」と父母兄、
言葉はきっついけど、
みんなの顔には笑みがあふれていたよ
やっと、皆で笑える日が来た。