子どもの育ちを新潟から皆で支えます!

多職種からのつぶやきと学びから

小児科診察室にて:音楽の要素が子どもの育ちを支える?

2024-07-21 10:09:21 | 共通

ある日の小児科診察室から

 

1.小学校1年生の○○ちゃんは、予防注射が大の苦手。(好きな人なんかいませんよね💦)

安全のために看護師さんが抑制しようとするも大パニック。そこにある先生がやってきて、

「よーし、○○ちゃん、大丈夫だよ~」と、両肩を軽く、歩く程度のリズムで、ポンポンと叩き始めました。

すると、、、、なぜか、○○ちゃんの様子がすこしリラックスして、、、あれ、もう終わったよ!。

○○ちゃん曰く「ほーら、僕もちゃんとできたよ、ちょっと暴れちゃったけどね笑」

 

2.小学校4年生の○○ちゃんは、学校に登校しようとすると、トイレに行きたくなって仕方がありません。

一緒に登校する友達にも迷惑かけるし、でも、じぶんでもどうしたらいいかわかりません。

お薬を飲んでみたり、気が済むまで予めトイレに行ってみたり、、でもなかなかうまくいきませんでした。

そんなある日、「先生、最近いい方法をみつけたよ」

「自分の好きな音楽を、歌っていくんだ。そうするとおしっこの事忘れているんだよ、気づいたら」

 

これって、いわば音楽の力、あるいは音楽の要素のちから、かしら?

○○症とか、子どもの弱さに当てはめてしまう前に、あるいは薬物を使用する前に、

ちょっとしたきっかけ、環境の調整、自発的な行動変容、そしてそれが達成されることでの小さな自信が

生まれてくるお手伝いが、このようにできたらいいなと、今日もまた考えています。

 

理事 もちもち

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <プロジェクト2>子どもの○... | トップ | Photo 新潟の暑い夏 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

共通」カテゴリの最新記事