ある日の小児科診察室から
1.小学校1年生の○○ちゃんは、予防注射が大の苦手。(好きな人なんかいませんよね💦)
安全のために看護師さんが抑制しようとするも大パニック。そこにある先生がやってきて、
「よーし、○○ちゃん、大丈夫だよ~」と、両肩を軽く、歩く程度のリズムで、ポンポンと叩き始めました。
すると、、、、なぜか、○○ちゃんの様子がすこしリラックスして、、、あれ、もう終わったよ!。
○○ちゃん曰く「ほーら、僕もちゃんとできたよ、ちょっと暴れちゃったけどね笑」
2.小学校4年生の○○ちゃんは、学校に登校しようとすると、トイレに行きたくなって仕方がありません。
一緒に登校する友達にも迷惑かけるし、でも、じぶんでもどうしたらいいかわかりません。
お薬を飲んでみたり、気が済むまで予めトイレに行ってみたり、、でもなかなかうまくいきませんでした。
そんなある日、「先生、最近いい方法をみつけたよ」
「自分の好きな音楽を、歌っていくんだ。そうするとおしっこの事忘れているんだよ、気づいたら」
これって、いわば音楽の力、あるいは音楽の要素のちから、かしら?
○○症とか、子どもの弱さに当てはめてしまう前に、あるいは薬物を使用する前に、
ちょっとしたきっかけ、環境の調整、自発的な行動変容、そしてそれが達成されることでの小さな自信が
生まれてくるお手伝いが、このようにできたらいいなと、今日もまた考えています。
理事 もちもち
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