子どもの育ちに必要なもの 2
前回、子どもの育ちに必要なものがあまたある中で、栄養素の話を始めました。その続きです。
亜鉛は、微量元素のうちのひとつで、生体の免疫を初め、様々な機能の調節に関与しているといわれています。
多くとると毒、でも全くないのも問題で、微量にあることが重要です。
欠乏すると、口内炎や皮膚の炎症をはじめ様々な症状をだします。
従って、こどもの育ちにも間違いなく必要なのですが、どのようなときに減少するのかは未解明の部分がおおいです。
私たちは、神経発達症や心身症の子どもたちへの、ていねいな診療と、個人それぞれに合った治療を探す一環として、体内の亜鉛動態を
調べています。調査によって、その特徴の一部が見え始めました。
どうやら、栄養摂取、発達特性、睡眠の質、様々なことが低下に関与しているようです。
次回に続きます。
もちもち
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