育ちの原則:植物に学ぶ(1)
子育ての基礎的要因や、育ちの原則を、私は植物の生き方から、学ばせて
いただいているように感じています。
たとえば、この図。ヒトの育ちと、植物の育ちを、主に3つのステージとして、
対比させています。
下は枝葉の分岐のしかた。植物はよくよくみると、一つの同じルールによって、枝葉を
分岐して伸びていっているのがわかります。とても単純なルールです。
(例 茎がある程度伸びたら、次の枝は20度くらい外側に分岐して、また少し伸ばして、
また20度くらい分岐して、、、)
そうしますと、最初はシンプルな構造だったものが、単純なルールに従っているにもかかわらず、
あっというまに複雑に見える豊かな樹木に育っていくわけですね。
人間ももしかしたらにた部分あるんではないでしょうか。遺伝子に書かれたA→Bというシンプルルールに
従っているにもかかわらず、出来上がってくる個体は、大変複雑で多様性に富んでいて。
私たち子育て支援がおこなっていることは、もしかしたら、その単純なルールの、早期のところでの
ほんのちょっとしたサポート、でもそれは、成長するにしたがって、大きな効果を発揮してくるもの
という見方ができませんでしょうか。結構、責任重大ともいえますね。
もちもち