風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

キリン草 または 花キリン

2003-10-02 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
星野富弘さんの詩画に「花キリン」というのがあります。花は赤く染めてありますが、葉っぱはモノクロなのです。茎にとげとげが一杯あって、絵としてはあまり好きではありませんでしたが、添えられた詩は素敵です。。。


       動ける人が動かないでいるのには
       忍耐が必要だ
       私のように動けないものが
       動けないでいるのに
       忍耐など 必要だろうか
       そう気づいた時
       私の体をギリギリに縛りつけていた
       忍耐という棘のはえた縄が
       ”つッ”と解けたような気がした


しかし、先日ふっと自分が買ってきた小さな植物に目をやると、なんだか富弘さんの書かれた絵とだぶるのです。あれ?と思い、札の名前を見たら、キリン草とありました! これ、かわいいんです! 花が小さくて、葉っぱは、「金のなる木」の葉の厚さを、少し薄くした感じです。とげとげは、富弘さんの絵よりは柔らかい印象を受けました。富弘さんの目には棘が強調されて映ったのでしょうか。
今度花屋さんに行ったら、探してみてくださいね。
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