風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

創世記 32~37章

2003-06-24 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
 ヤコブ一行は故郷カナンへの旅を続けます。ヤコブは、セイルにいる兄エサウに使いをやり、挨拶しますが、戻った使いの話では、兄は400人の手勢を引き連れ出迎えると。ヤコブは兄に襲われると恐れ、あれこれ策を練ります。
 しかし兄は、弟ヤコブを走り寄って出迎え抱きしめ、愛情を込めてキスしました。二人は涙で感動の再会をします。
(この頃、神様がヤコブに現れ、名前をイスラエルとするよう命じました。)

 兄エサウはセイルに向かいました。一方、ヤコブは、無事、カナンのシェケムに到着しました。町の外の土地を、シェケムの父ハモルから買いました。
 ある日、レアの娘ディナがハモルの息子シェケムに見初められ、無理やり辱めを受けました。嫁にほしいとシェケムは申し出ましたが、ディナの兄たちが許さず、とうとう兄たちは町の男たちをだまし討ちにして、皆殺ししました。女・子供は捕虜に。
 その乱暴なやり方をヤコブ父さんは責めましたが、妹の恥の仕返しだと、兄たちは反撃しました。

 ヤコブに神様が現れ、ベテルに住むよう命じました。 「これより名前をヤコブ(=掴む者)からイスラエル(=神に勝つ者)としなさい。」と。
 やがて一族はエフラテ(ベツレヘム)を目指します。途中、ラケルが産気づき、ベニヤミンを生み、息を引き取りました。
こうしてヤコブの息子は12人になりました。

[妻レアの子]
長男ルベン  シメオン  レビ  ユダ  イッサカル  ゼブルン。
[妻ラケルの子]  ヨセフ  ベニヤミン。
[ラケルの召使ビルハの子]  ダン ナフタリ。
[レアの召使ジルバの子]  ガド  アシェル。

 ヤコブは再びカナンの地に住むようになりました。
 さて、イスラエル(=ヤコブ)はヨセフを一番かわいがっていました。ヨセフは兄たちが悪いことをすると、父に知らせました。兄たちはヨセフを憎むようになりました。
 みんなはヨセフを殺して井戸に捨てようとしましたが、ルベン兄さんだけはヨセフをかわいそうに思ったので、生きたまま井戸に投げ込めばじき死ぬよ、と持ちかけ、後で内緒で助けるつもりでした。
 しかし、ルベン兄さんがいない間に、他の兄弟は井戸に落としたヨセフを通りがかったイシュマエル人の隊商に銀貨20枚で売ってしまいました。ヨセフはエジプトへ。ルベンはヨセフの影も形もないのを知り、嘆きました。
 兄たちは山羊を殺してその血をヨセフの服に塗り、イスラエル父さんに見せました。父さんはがっかりしてしまいました。

 さてヨセフは、エジプト王に仕える役人:ポティファルに売られました。
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