今から10年くらい前の出来事です。
こちらのブログにもよく登場していた
エニアグラムに一緒にはまった親友が突然亡くなってしまいました。
当時、彼女はご主人の転勤で遠方に暮らしており、
私とは前のように頻繁に連絡をとりあったり会ったりすることはなかったのですが、
便りがないのが元気な証拠、と勝手に思っていた私は
訃報の連絡を受けたときに
これまで味わったことのないような感情や経験をしました。
当時の私は彼女の死を受け入れられずに
自分の本当の感情にも怖くて触れることができませんでした。
彼女が亡くなってから彼女のことをもっと知りたいという思いから
エニアグラムに傾倒していったのです。
エニアグラムを彼女と楽しんでいた頃の私は
改めて全く相手を見ていなかったことに気づかされました。
これではうまくいく人間関係もうまくいくはずがないと思うようになり、
どんどんエニアグラムにのめり込んでいきました。
こちらのエニアグラムのブログは2012年に始めていますが、
彼女の死については全く触れていません。
当時の私は怖くてそれはできませんでした。
彼女が好きだった音楽を聞くこともできなかったんです。
学生時代からの親友と呼べる唯一の友達だったと私は思っています。
彼女との歴史が長すぎて彼女を思い出すきっかけがあちこちにあり、
本当に辛かったです。
10年経った今でもいろいろ思うところはありますが、
ようやくお話してもいいのかなと、思えるようになりました。
まるで彼女がまだ生きているかのように書いている
以前の書いたブログ記事はそのまま残しておこうと思います。
見てくださっている方の何かの参考になれば幸いです。
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