combatfoxの日記

仕事の暇を見てサバイバル♪畑のスミに秘密基地♪今日も元気にサバイビー☆

勇敢な兵士たちのちょっと、いい話

2011-05-09 18:40:46 | ミリタリー
某組織より以来を受け、治安維持の一環として無人地区の監視任務についていた時の話である。

場所は、宗教、石油利権、領土問題などで緊迫した情勢が続いている中東の某国である。古い集落で、粘土と土壁で作られた民家が立ち並んでいる。私は、高台にある元ホテルか何かの建物に潜伏し望遠照準機で集落を監視していた。この集落は非常線が敷かれ、殆どの住民が非難してしまっていて、一部ゲリラが潜伏いるとの情報があった。任務について2日目、今のところこれと言って大きな動きは無い・・・・灼熱の太陽が真上に上がり、昼を過ぎたころだろうか?私の視界に数名の兵士が目に入った。距離がかなり離れていたので様子を見ることにした。軍服を着ていないことから、非正部隊らしい。ゲリラの可能性もあったが、訓練された動きと、統率の取れた連携行動から察するにゲリラの可能性は低い。
しばらく傍観していたが、彼らの行く手に動く物が確認できたので、照準機の倍率を調整し動く物が何かを確認しようと試みた。・・・・ゲリラだ!私が傍観していた非正規部隊を待ち伏せしているらしい。どうにか伝えなければ、彼らに被害が出てしまう可能性があるが、私も潜伏位置が露呈することは出来ないので、様子を見ながら何とか伝える方法を考えていた。・・・その時ゲリラ側が発砲し戦闘が始まった!アンブッシュにもかかわらず、迅速な対応で動く非正規部隊に、私はこう思った、かなりの訓練を積んだ兵士だ!大きな被害は出ないだろう!しばらく私は彼らの戦闘を見守っていたが轟音と共に敵の支援と思われる迫撃砲が降り注ぎ始めた。私の潜伏している近くにも砲弾が飛来し建物のもろい部分がボロボロと崩れ始めた!私はとなりの部屋の太い柱がある場所へ潜伏場所を移動し再びかれらに目をやって、ある光景に目を奪われた!!!非正規部隊のリーダーと思われる兵士が敵兵の弾が飛び交う中、姿をさらして、近くの建物へ走っていくのが見えた。その先へ目をやると・・;・年のころ10歳ぐらいだろうか?一人の少女が泣きながら歩いている・・・「何でこんな処に子供が?・・・」リーダーは子供を抱き上げると、部隊にハンドシグナルで支持をだし、少女が出てきた、半分以上くずれた建物へ走り込んでいった。他の兵士もその建物を守るように移動しゲリラとの交戦を行っているように見えた。私は非効率的で、危険な行動に疑問を抱き建物の内部が、かろうじて見える最上階へ移動しリーダーを確認しようとスコープを除いた。どうやら先ほどの迫撃砲で崩れた瓦礫をリーダーが必死にどけようとしている。私はまたもや疑問を覚えた敵と交戦中に何をやっているのか?・・・その時リーダーの付近へ着弾する弾があることに気がつき、弾の飛んでくる方向を確認するとゲリラのスナイパーがリーダーを狙って発砲していたのである、私は傍観するつもりであったが、無意識に手にしていたM82-A3の引き金を引いていた。ゲリラは私の銃撃で倒れこみ動かなくなった。私の発砲でリーダーがこちらに気づいた。私は敵ではないことを伝えるべくコンバットミラーでモールスを打った。理解してくれればいいが・・・すぐに返事のモールスが帰ってきた。リーダー「援護に感謝する、孤児の子供が瓦礫の下敷きになっている。彼らを助けたい・・・車両があれば貸してくれないか?」私は潜伏場所の近くにハンピーを隠していたので、こう答えた「分かった、すぐにそちらへ向かう!そちらの兵士にその旨を伝えてくれ・・・南東より進入する・・・」リーダー「了解」私はハンピーで現場に到着し銃弾が飛び交う中、急いで車載用のジャッキを担いでリーダーの処へむかった。少女たちは孤児で、少女の兄が下敷きになっているらしい。リーダーと私は初対面だが、まるで意志が伝わっているような動きで迅速に少年を瓦礫の下から引っ張り出した。リーダー「内臓を損傷しているかもしれない、一刻を争う状況だ!私はこの少年と少女たちを急いで郊外の医療所へ緊急搬送する!あそこなら知り合いの、元二等兵の医師がいる、助けてくれるはずだ!」私「車両は使ってくれ、一つ聞きたいのだが、なぜ危険を犯してまで、彼らを助けた?通常であれば見捨てても仕方が無い状況だったとおもうが・・・」リーダー「我々は兵士で敵はゲリラ、我々は、お互いに武器を持った兵士だ!戦って死ぬのは仕方がない!!だが彼(孤児)らは戦闘に巻き込まれているだけで、こんなところで死んではいけない命だ!・・・っていうのは綺麗ごとで・・・・実を言うと、私にも娘がいて・・・気が付けば走り出していた・・・(笑    
私は彼の行動に感銘を受けたと同時に、任務中であっただろう兵士が、リーダーの行動を理解し直ちにバックアップに入ったことに感動した。建物内で、そうこうしていた時、乾いた銃声が響き私は倒れこんだ・・・物陰から飛び出したゲリラがリーダーを撃とうとしたので、とっさに身を挺して盾になり被弾したらしい。ゲリラはリーダーの部隊の兵士が応戦し倒してくれたが、私は気を失った・・・・ゆれるハンピーの上で気が付いた私に、リーダーが問いかけた「なぜ私をかばった?私と君は任務内容も素性もしらないいんだぞ?」私「自分でもよく分からない・・・が・・・気まぐれだっ」私と彼は笑いながら郊外へ急いだ・・・・

FIN

この作品はフィクションであり実在する場所や人物とはなんら関係ございません!
無断転用並びに悪用はお断りいたします。なおここの記事の転用等で発生した如何なる損害も当方は補償いたしません。

この物語はいつもご観覧下さっている、ある人の記事の続きと言うか・・・パラレルワールドと言うか・・・(^-^;パクリました御免なさい・・・・(爆・・・・カッコいい役回りにキャストしたので、ご勘弁をwあえてどのキャラが誰とは分かる人向けにしかかいていませんがww

元二等兵さんが中東で医療活動をしたかどうか?リーダーに娘さんがいたのか?・・・知りませんwフィクションですからw

原作の続きが気になるあまり、ちょっと横道にそれる感じの話を書いてみただけですw私の妄想話ではなく、私を含むファンたちは原作に期待です!まぁ・・・続く・・・かもしれないとの事でしたが、期待が高まりますw

グリーンピース選別&塗装完了

2011-05-06 22:14:30 | 日記
今日はグリーンピースを収穫しましたw以前作っていた品種と比べて、今回作った品種は粒が非常にデカイデス!二倍ぐらいに感じます。

↑大き目の調理用ボールに満タンですw

今日収穫分は合計でボール2杯分です!一袋100g入りにして出荷します。ちなみに今日の量で17袋分ありましたwがんばれグリンピース!私の趣味の物品購入資金をはじき出してくれww

話は変わって、先日、ライフルの塗装ネタを書いていたのですが、今日も続きを塗装して一応、塗装完了です。

普段緊急持ち出しリュックとして使っているパトロールバックパックに依託射撃風に撮って見ました。

ストックを近くから撮影したところです。

リーフ迷彩服とブーニーハット(海兵隊の偵察部隊が好んで使用したつばが短いタイプのハット)に乗せてみました。BDUが色あせているためやや色調がヅレましたが、新しいころのリーフに近い色調です。後ろのウッドランドカラーのメッシュスカーフと比較してもらえば分かりますがウッドランドと比べて、色調が淡い色で、ぼやけているのが分かります。
参考までに全開までと比較してみましょう!


↑全開までの塗装です。色合が暗く、色と色の濃淡もはっきりしていて、深いブッシュや薄暗い林に向く色合いだと思います。



↑塗装完了時、だいぶ淡い色調になったのが分かりますか?サンドカラーで像と濃淡をボカシています。
まぁ、細部が気になりますが、まずまずの出来です。実際に野外でブッシュの薄い場所や新緑の場所で試してみたいと思いますw

後書き
よくスナイパーライフルといえばバイポットと言うイメージを想像する人も多いと思いますが、確かにバイポットつけてると、カッコいいですし、ディスプレーして置く時便利です。しかし、ジャングル戦をメインに活動するスナイパーは通常あまり装着していません!なぜかと言うとまず重量です!スナイパーライフル「ライフル」は反動を抑え正確な射撃を行うためにヘビーバレルなどが好まれ、銃自体が重いんです。弾もより遠くの標的に正確に到達するよう、重い弾頭なので、弾も重いです。作戦も単独行動がメインで、何日も待ち伏せってこともあります。なので少しでも軽い方が持ち運ぶ際疲れないのです。次に装着していても足場の悪いジャングルでは適切に使用できないことも多いからです。バックパックなどを使用しての依託射撃がバイポットの代わりとして多用されています。例外もありますが・・(笑・・・逆に廃墟などが多い地域や市街地戦では定置からの狙撃も多く、足場もわりと整っているためバイポットを使用して極めて正確な射撃ができます。そういった場所での精密な射撃が要求される任務では、必須と言っていいでしょう。
高性能アンチマテリアルライフルでは有効射程で3kmを超え、1kmぐらいの距離でも通常500円玉程度のグルーピングで、威力は走行車両「非防弾」のボンネットを貫通しエンジンブロック破壊して走行不能にするぐらいです。さらに通常の高性能狙撃ライフルでもチャンドラー社などのカスタムモデルでは1000ヤード(約914m)でサブMOA(1MOAに準じる制度)と言うから驚きです。1000ヤード(914m)先で1MOA(「1MOA=100ヤードで25.4mmですので」1000ヤードだと254mm?)しか弾道ずれないなんてすごいことですwもっと分かりやすく書くと↓

914m先で約25.4cmしか弾がズレないってことです。チャンドラー社はこの制度以下の物は商品として販売いたしませんって言っていますwちなみにこの会社の最高級モデルをすティーブン○ガールさんも所有しているとか・・・w


MOAの計算は間違っているかもしれません。ヤード、インチ、MOA、mm、センチなどごちゃごちゃでww



ライフルを塗装してみた。

2011-05-05 20:42:43 | ミリタリー
仕事の合間を見てエアガンの塗装をしてみました。

ベース銃:東京マルイ製VSR-10 Gスペック
発射方式:ボルトアクション式エアガン
装弾数:25発(5発しか入れません。リアルマグ的考えです。)
重量:測ってません(^-^;まぁ非常に軽いです。

早速塗装していきましょう。もともと黒なので、下地にクリーム色を塗ります。

今回使用する、マスキング用の葉っぱですw

葉っぱでマスキングしながら、明るい色から塗っていきます。まずはライトグリーン次にライトタンカラーです。



ここでひとまず、換装させます。

いや~きれいですね~、このままでもデザート迷彩でいけそうですw・・・が今回は砂漠ではなく、やや薄いブッシュに合うようにしたいので、まだまだ塗っていきますw
ブラック、チョコレートカラー、ローングリーンなどなど・・・



ここまでで、いったん組み付けて色調の具合を見ます。やや色がきつめですが、ハードブッシュ用で使えるぐらいですwあとの工程は日を改めて、ブラストふうに、サンドカラーをサット振って、ボカスすようにツヤを消しすれば、ほぼ完成かな~結構色調を思い道理にするのは難しいですw、がんばってサンドブッシュカラーと言う新たなステージジャンルを仕上げるぞ~

趣味の本を整理していて・・・

2011-05-03 22:13:54 | 日記
今日は趣味関連の本棚を整理しました。と言うかトイガンを塗装しようと思ったのですが参考資料が見当たらなかったので、以前購入していた本のどれかに、塗装テクニック紹介の特集があったことを思い出し、探したのですが、なかなか、見つからず結局本棚を全部整理する羽目になったんですw結局お目当ての記載がある本は見つからなかったのですが、パイルさんにお勧めな内容の特集が組まれた、本を見つけたのでご紹介します。

2008年7月号のコンバットマガジン


↑なにがお勧めかと言うと海兵隊特集なんです!第2弾ですが(^-^;

↑さらに、コンバットメディックの特集ページまであり

↑内容は漫画付きで非常に分かりやすく解説してあります。コンバットメディックの装備一覧も一例として記載がありました。

↑その上、ベトナム戦争やそれ以前のころなどのバックパックなどもイラスト付きで特集されているんです。
なんだかパイル二等兵さんのために編集された号のような気がしたので、ご紹介です。ちなみに海兵隊特集第1弾は何年の何月号かしりません。少し前の本なので、新書を扱っている本屋には無いかもしれません。バックナンバーも注文が聞かないと思いますので、ブックオフなどに行けば置いてある可能性があると思います。私の良く行く店舗には数冊ありました。震災で東日本の在庫は期待できませんしねw古本屋でGETですw
パソコンにデータとして情報を記録も良いですが、紙媒体の本もいい物ですよね。皆さんもお勧めの本などジャンルを問わずお勧めがあれば、是非教えてください。




Good morning Vietnam

2011-05-02 01:19:12 | ミリタリー
Good morning Vietnam
2011年4月28日、タイ・カンボジアで戦闘が開始された。これは戦闘勃発前、内情を探るため現地に派遣された米偵察部隊の話である。

2011年4月某日、Combatfox元曹長は国防総省の作戦司令部に呼ばれた。異例であるが除隊前の階級と家族への恩給と引き換えに、極秘任務についてほしいとの事であった。
Combatfoxは家族もおらず単身で特に恩給も必要と言うわけではなかったが平凡な生活に燻っていた私は、なぜ除隊した私に?とも思ったが任務内容を聞いてみることにした。

作戦内容は「領土問題から情勢が緊迫しているタイ・カンボジアの情勢を秘密裏に探るため非公式ながら偵察任務を行ってほしい」との事だった。非公式任務であるため信頼の置ける人間で、愛国心が強い元軍人で選抜したかったらしい。現役軍人では無く、元米軍人にこだわったのは、ここ数年情報が外部に漏れる事態が発生しており情報が漏洩するのを避けるためである。そんな折、現在・国防総省軍事情報局で局長をしているパイル局長がベトナム戦争時、部下だった私を推薦してくれたらしい。それを聞いて私はこの任務を受けることにした。

今回の任務では機密性が重要視されるため、直接現地へは向かえない為、まずノーフォーク海軍基地から原潜でベトナム沖まで行き海からSVD(戦略運搬用小型潜水艇)でベトナム ニャチャン近くにある古い基地へ向かう。そこから小型偵察ヘリ「OH6D・通称オスカー」にてタイとカンボジア国境約10キロのジャングルへ降下、ジャングルを通って作戦ポイントへ向かう段取りである。あくまでも偵察任務で情報を司令部へ送る必要があり長期任務になる可能性が高い。



Combatfox曹長はベトナム戦争当時異例の若さではあったが実力を認められ、ベトナム戦争に従軍、しかし終戦を間近に控えた1969年、撤退命令を無視してジャングルに取り残された友軍を救出するため単身ベトナムのジャングルを走り回り多くの兵士を救出に成功した。しかし敵兵に捕まってしまい、ハノイ・ヒルトン(戦争捕虜収容所)へ送られる処をパイル上級曹長に助けられていた。友軍兵士の救出で勲章ものだったが、命令無視の件もあり、罰則なしによる名誉除隊となっていた。今回はベトナムのジャングルに詳しく偵察作戦に優れていて、愛国心も正義感も海兵隊トップクラス、除隊後も民間ではあるが、ジャングル戦訓練センターや偵察作戦訓練センターにて日々の訓練と指導を行っている経緯もあり今回、国防総省軍事作戦指令本部より直接任命されたのであった。今作戦では曹長の下に実戦経験は浅いものの優秀な兵士2名が配属された。お調子者だが戦略兵器や爆破工作などに詳しいジャクソン伍長と医療、無線、IT系などの幅広く対応できるベック軍曹である。ベック軍曹は無線傍受などの任務も多くこなしていたため現地語にも長けていて作戦地域の山岳民族モンタ・ヤードの言葉まで話せるので頼もしい。
我々の部隊のコードネームは「ラビットヒップ」作戦司令本部のコードは「サディー」緊急脱出コード「Dancing horse」と決定された。
ベトナム基地へ到着した我々は持参した装備の点検と追加調達した食料などをまとめ、休息をとった後、早速作戦地域へ、ヘリで出発した。ジャングルへ降下後2時間ほど歩いた頃だろうか、ゲリラと思われるパトロールと遭遇するも、気づかれずにやり過ごすことが出来た。現在でもカンボジア、ベトナム、タイなどこの地域ではマフィアが資金源にするためのケシ畑などが多くあり、魔薬組織やゲリラが暗躍している。作戦ポイントまで後3キロと言うところまで来た我々だがポイントマンの伍長が何かに気づき腕を上げ、拳を作りハンドシグナルで後方の我々へ警戒を促した、三方へ散開し辺りを警戒する・・・私は殺気のこもった視線を感じ敵に囲まれていることに気がついた。前方の大木の陰に銃を構える敵兵が目視確認できた。伍長を狙っているようだ、私は大声で叫んだアンブッシュ!三人は即座に伏せ、身を隠し応戦できる位置へそれぞれが移動し交戦が始まった。小規模部隊らしいが、完全に周りを囲まれ動きがとれない状況になった。現地で調達したAK47-Uで応戦しながらメインで持っていたM40を担ぎなおした。AK47-Uのマガジンを交換しようとしたその時、私は敵の放ったRPG-7の至近弾を食らい一瞬、意識が跳んだ。FOX・・・FOX・・・私を呼ぶ聞き慣れない声がしたので、目を開けるとうっすらと見覚えのある顔が心配そうに私をのぞきこんでいた。確かベトナム戦争当時、共闘していた非正規軍に所属していたシマハイエナ小隊のシマハイエナか?・・・どうやら彼の部隊に助けられたらしい、伍長と軍曹も無事救われていた。伍長「曹長、彼らに助けられましたがいったい何者なんです?」私「ベトナム戦争時に共に戦った非正規軍の知り合いで、シマハイエナだ!ちょうど今回の我々のように彼の部隊が敵の待ち伏せに会い、やばいところを私が助けたことがあったんだ。」まさか今になってシマに助けられるとは・・・懐かしい顔に少し顔がほころんだ。「それから友好があり何度か作戦を共にこなした仲で私のことをFOXと呼ぶのは彼と当時の上官だったパイル上級曹長ぐらいだ」私「ところでシマはなんでこんなところにいるんだ?」シマ「自分で部隊を指揮して、最近組織の動きが活発化しているゲリラを牽制するためパトロールを行っていたんだ。戦闘音がしたので、来てみれば命の恩人のCombatfoxがやばそうだったんで駆けつけて正解だった」私「おかげで助かった。今度一杯おごらせてくれ、しかし良く俺を覚えていてくれたな~!一緒に戦ったパイル上級曹長を覚えているか?」今は情報部局長になっている」シマ「あぁ、覚えているFOXと共に私を助けてくれた恩人、忘れた日は一日も無い」我々は体制を立て直すこともあり、少しシマと昔話を交わした。シマ「そうだ、基地でもめたCAIの奴、覚えているか?」私「あぁ覚えている、確かCIAの糞野郎でカルロスだろ」シマ「あぁ、奴を最近見たぞ、カンボジアに偵察に行った時だ、ゲリラ幹部と一緒に奴がいやがった。」私「何で奴がゲリラなんかと一緒にいるんだ?」シマ「詳しくは分からないが、米軍情報がどうとか話しているのを聞いたよ」私「なるほど、国防総省の情報漏れは奴の仕業か、すると今回のゲリラの待ち伏せも奴が我々の情報をリンクしたに違いない。奴は当事ベトナムで奴が行った虐殺行為を私に報告され、逆恨みしている節があったからな」伍長「そう考えると、がてんはいきます、任務自体がばれたのでしょうか?」軍曹「それは考えにくい、もし作戦自体がもれていたのであれば、ゲリラではなくカンボジアの正規軍が何らかのコンタクトを取ってきたはず」私「今回の任務をここで放棄するわけにはいかない。奴の件もすぐに報告したいところだが、逆探知されると追跡されるリスクがあるので任務完了後報告し、じっくり奴をいたぶってやろう」軍曹「私も賛成です、作戦ポイントまで移動し様子を見ましょう」伍長「ROG(了解)」私「シマ、今回は本当に助かった。今度一杯おごらせてくれ!」シマ「きたいしてるよ」私「たまにはパイル上級曹長にも連絡してみたらどうだ?きっと懐かしがるぞ」シマ「分かった今度連絡してみる」我々は任務遂行のため作戦ポイントへ向った。歩き始めて伍長が私に話しかけた。伍長「曹長はなぜ、メインウェポンがそんな型の古い狙撃ライフルなんですか?」私「今回、軍から最新のAWPを支給されたが、使い慣れた銃のほうがいいんだ、それにこのM40A1はAKの弾が使えるようカスタムしてあるんだ」伍長「なるほど、確かにいくら高性能な銃でも使い慣れていなければ、性能は発揮できませんからね」・・・
作戦ポイントに付いた我々は早速、無線の傍受や双眼鏡による監視活動に入った。無線を傍受していた軍曹が大変な内容の無線を傍受した。どうやらカンボジア軍が持ち込んだ生物兵器ミサイルが近くの基地で発射準備中らしい。軍曹「どうします、報告を入れますか?」伍長「生物兵器となると隣国への攻撃に使うとは考えにくいですね」標的はどこなんでしょう?」私「そうだな、情報部へ報告しろ」軍曹「ROG」数分後、司令部より緊急コードで無線が入った。軍曹「大変です司令部へ入った情報によると、カンボジア軍過激派がこの紛争のドサクサに紛れ、生物兵器によるテロを企てているようです。」私「司令部はなんと言っている?」軍曹「司令部はミサイル発射施設を偵察し標的を割り出すように言っています」必要であれば交戦、及び敵兵を捕縛し情報を聞きだせとの事です。」私「司令部も無茶を言うが、仕方が無い、司令部には了解したと伝えろ!それから基地へ付いたら敵兵を1名捕縛、情報を聞き出す。その間、軍曹と伍長は基地内を出来る範囲で偵察し発射可能までの所要時間を割り出せ」軍曹、伍長「ROG!」

基地へ到着し敵兵士を捕縛することが出来た。私が情報を聞きだす間に、軍曹と伍長がデーターにハッキングし有線で情報を引き出した。ハッキングした情報と捕虜の証言を検証した結果、私はすぐに司令部へ無線を繋いだ。私「ラビットヒップよりサンディー・ラビットヒップよりサンディー・・・」司令部「こちらサンディー状況を報告せよ」私「捕虜の情報とミサイル弾道誘導システムへのハッキングで得た情報によると標的はホワイトハウス・・・繰り返す!!目標はホワイトハウス・・・ミサイル発射予定時刻は不明、目的は軍部過激派によるテロと、タイと友好国であるアメリカへの報復と思われます・・・」伍長「大変です、ミサイル発射施設に動きがあります。まもなく発射準備が完了するもよう」私「司令部・・・ミサイルの発射準備が完了間近だ、至急支持を乞う・・・繰り返す、至急、支持を乞う・・・」司令部「そのまましばらく待機せよ」軍曹「無線断絶、司令部との無線がきれました。つながりません」数秒後、無線機から今は使われていないはずの周波数からの入電が入った。「こちらエリアス・・・こちらエリアス・・・コブラテール応答せよ」聞き覚えのある声だ、パイル局長のようだ、(コブラテールとはベトナム戦争のとき私の部隊が使っていたコードネームだ)私は無線機を手に取り「こちらコブラテール・・・」エリアス「エリアスよりコブラテールへ 特殊弾頭ミサイルによる攻撃が決定した、直ちに避難せよ、軍部は君たちを切り捨てたようだ、この無線は私個人の判断で行っている勿論処罰は覚悟している、無事を祈る、至急そこを退避せよ・・・ザ~~」伍長「生物兵器破壊が目的なので、かなり破壊力のある高熱処理型の弾頭でしょう、だとすると少なくと3キロ以上は慣れないと危険です、急いで逃げましょう」軍曹「友軍のミサイル発射が何分後かは分かりませんが、すでに衛星でミサイル発射準備を確認しているはずなので、すぐにでも発射するでしょう。急いで離れたほうがよさそうですね」私「今から急いでも3キロはギリギリの距離だな、ここから1.8キロほどの所にベトナム戦争時にトンネル兵が作った穴があるそこへ、一時逃げ込めば何とかなるかもしれない、空爆にも耐えるよう作られているはずだ」我々は、装備を捨て全速で穴へ向かった。何とか間に合ったようだ、私「軍曹と伍長は中へ非難しろ」軍曹「曹長はどうするんです?」私「いくら頑丈でも入り口をふさぐハッチを閉めなければ熱風でやられてしまう、俺が外からハッチを閉め、しまる瞬間に滑り込むから、引っ張ってくれ」軍曹、伍長「了解」私が外へ出てハッチを閉めた・・・片方は何とか閉まったが、もう片方の扉が変形していて、あと少しが閉まり切れない、くそっ・・その時、上空からキュウ~~ンと言う音が聞こえてきた。クッ間に合わない・・・とっさに私は近くに落ちていた古びた布をまとい扉の隙間を私自身の体で塞いだ。(こうするより他に部下を熱風から救う術がないと考えたからだ)その瞬間後方の上空で激しい閃光が走って私は意識を失った。薄れ行く意識の中、伍長と軍曹の声がしたのを覚えている「無茶です早く中に入ってくださいっ・・・

私が次に目覚めたときには我々はブラウンウォーターネイビー「海軍の河川パトロール部隊の救援艇」の上だった。軍曹「もう大丈夫です」パイル局長が手配してくれた海軍救難隊が到着し、現在LZへ急行中です、帰りましょう曹長」私「あぁ・・・帰ろう」

これは後に軍曹から聞いた話だが、あの後、衝撃と轟音がおさまったので中からハッチを無理やりこじ開け軍曹と伍長が外に抜け出したときには私は爆風による飛散片で背中を負傷し意識を失っており、早急に治療が必要な状況だったらしい。軍曹が応急処置をしている間に、伍長は自らも足に裂傷を負っていながらジャングルを走り装備を回収して、緊急用無線機の部品でメインの無線機RPCプリックを簡易的に普及させパイル局長へ緊急搬出要請を行ってくれたらしい。軍曹「あのお調子者の伍長が、命の恩人の曹長を絶対に死なせまいと、勇敢に行動していた、一杯おごってやって下さい」伍長「あの時は必死で、自分たちを、身を呈してかばってくれた曹長を絶対に死なせたくなかっただけです」
私は朝日の眩しい帰路を搬送される中、脾肉をこめてつぶやいた

「Good morning Vietnam. Good-bye Vietnam.」

後書き:
搬送先で聞かされたことだが私がとっさに羽織った古い布はベトナム戦争時代の米軍空挺部隊が着用していたノーメックス(対可燃繊維)製のジャケットらしい。ネーム表などは殆ど腐食していたが、かろうじてPileの文字が読み取れた。階級章は上級曹長・・・・
結局、今に至っても私は上官であるパイル局長に何度も助けられているわけだ。帰ったらパイル局長 いや、あえてこう呼ぶことにする、パイル上級曹長とジャクソン伍長、ベック軍曹それからシマハイエナも呼んで飲みにいこう!


FIN



追記:私は軍人として二度とベトナムへ足を運ぶことはないだろう・・・



※この作品はフィクションであり登場する人物や名称等、実在の物とは一切関係ございません。細部にわたり不適切な表現等あるかもしれませんが、ご了承ください。並びに無断転用はお断りしております。