コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
コンセールルミエールのブログです。

アルトフルートのメロディ

2009年04月26日 | フルートアンサンブル
私sajimakiはアルトフルートの音が好きで、またアンサンブルでは内声が好きなので、今のルミエールでのポジションは大変気に入っております。

フルートアンサンブルではオリジナル作品を演奏することよりも既成の作品の編曲モノが多くなりますが、私はこのことにとても魅力を感じています。管弦楽やピアノなどなど、その楽器のために書かれた作品を演奏することは、人によっては本物と比べて迫力がないとか、いろいろ思うところがあるでしょう。曲によってはオリジナルの楽器のほうがいいこともあるかもしれない。でも演奏によってはもっとその曲の魅力を表現出来るのではないかと思うのです。
ルミエールはフルート5本なので、いっぺんに出せる最大の音は5コしかないかもしれないけれど、その曲の本当のエッセンスを抽出して、心の耳を澄ますと聴こえない音が聴こえて、見えない風景が見える…そんな風な演奏がしたいんです。

フルートアンサンブルのグループの理念はそれぞれです。それぞれグループの理念を考えながら演奏を聴くことは勉強になります。プロアマ問わずね。でも、何にも考えないでフルートアンサンブルをしているところもいっぱいある。これはがっかりしちゃうけど。

さて、これは前置きでした。

実際は自分で演奏していて、オリジナルの楽器よりもアルトフルートの方が絶対合ってる!な~んて思う曲も何曲かあります。メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」の夜想曲です。ちゃんと演奏すれば、涙が出るほどいいメロディ…。そう、ちゃんと演奏すればです。がんばれ合奏団。私も今年も賛助出演します。

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鎌倉新フルート合奏団 第19回定期演奏会

和と洋の饗宴 アニバーサリーとメモリーズ

日時:2009年6月6日(土) 18:00開演
会場:鎌倉芸術館 大ホール
料金:500円(小学生以上)

演奏曲目:
広瀬量平 ブルートレイン
平井哲三郎 日本の童謡メドレー 
千秋次郎(作曲)  2本の管楽器と箏のための「新唱六段」
石井由希子 さんんさんさくら (箏との共演)   
宮城道雄  春の海 (箏との共演)
ヘンデル  王宮の花火の音楽
ハイドン 交響曲第101番 第二楽章
メンデルスゾーン 真夏の夜の夢より 

主催: 鎌倉新フルート合奏団