コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
コンセールルミエールのブログです。

巨匠ふたり

2007年08月20日 | フルート奏者
コンベンションの楽屋にて。
ガラコンサートに出演させていただいたので、こんな素敵な写真が撮れちゃいました。ラリューのソロの後、激写です。WIBBもラリューもご機嫌で、頼んでもいないのにポーズを付けてくれました。この写真のテーマは決闘だそうです。

コンベンション 第四日目

2007年08月19日 | ルミエール
最終日はゆっくり起きて、お昼頃ブースへ。本当ならば午前中はコンクール本戦。WIBBを含め大勢のゲストの皆さんは審査員でした。6回モーツァルトを聴いたそうです。
午後は東京文化会館にて、2つの演奏会。まず協奏曲のコンサートと、夜のファイナル・ガラコンサート。
協奏曲の途中でWIBBと遭遇。どこへ何時に行っていいのか分からない様子。
しかも「この時間自分の練習したいんだけど~空いている部屋はない?」と難しい注文。
まず空いているリハーサル室を探し、そこに入っていただいている間、どうしたらいいものかあちこち走り回る事に。
練習を終えて出て来たWIBBと少し遅めのランチを食べてファイナルコンサートへ。最初のモーツァルトのカルテットを大変気に入った様子で、あれをルミエールでやったらいいよと勧められました。
そして、最後の後夜祭!WIBBもデニスも人気者なので、写真とサイン攻めになっておりました。

このコンベンションは多くのスタッフの力で出来ています。見えないところでたくさんの働きがあるのです。大変だったも思います。本当にありがとうございました。

コンベンション 第三日目

2007年08月18日 | ルミエール
まず、朝10時から各地のフルートオーケストラ。ムジカヨコハマの演奏を聴きました。それから急いで奏楽堂へ。WIBBとデニス、美知恵さんの仁美さんの「タファネルの世界」。歌うように吹くことを目標にしたタファネルの生涯をトークと演奏で綴りました。
それから、楽器メーカーショーケースへ。ムラマツフルートが呼んだ韓国のフルートアンサンブル「金波フルートアンサンブル」3曲演奏したのですが、最後の曲はベートーヴェンの田園第一楽章。なんと、リーダー渡辺の編曲した楽譜を浸かっていました。去年アルタスより出版した楽譜が、韓国で使われているというのが嬉しかったです。次はデニスのリサイタル。バッハのシャコンヌ、シベリウスのヴァイオリン協奏曲第一楽章。サンサースの序奏とロンドカプリチオーソ。これが大熱演!ブラボーの嵐!
それからアルタスフルートのパーティーへ。まず、ボーカルのソニアと2曲。これがちょっと準備不足でごめんなさい。でも可愛い格好をしてデニスとフルートを吹くという使命を無事果たしました。デニスのティコティコでは神奈フィルのO見さんが飛び入り参加でピッコロで盛り上げてくださいました。
ホテルの部屋に戻ってきたら、なんとサプライズ。メンバーのみんなが私の遅いハッピバースディーをやってくれました。なんて幸せなのかしら!私。

コンベンション 第二日目

2007年08月17日 | ルミエール
朝9時半に旧奏楽堂で受付のお仕事です。担当は芳恵ちゃんと私sajimaki。説明を受けた後、仕事開始。一般のお客様も多くご来場くださいました。新潟、岡山、高知など会いたかった各地域に在住のフルート奏者の皆さんに会うことが出来てラッキーでした。旧奏楽堂の入り口は暑く、汗が吹き出てきます。蚊も多くてさされまくりました。お客様のひとりに、「昨日一番最後まで演奏したのに、朝一番から仕事なのね」と労いの言葉をいただきました。午後1時、次の担当の方に引き継ぎ。昼食後、各地のフルートオーケストラのフルートフェスティバルin横浜(プロアマ合同フルートオーケストラ)と東京部会に出演。リハーサルを含めると約1時間アルトフルートを吹きっぱなし。さすがに背中が痛くなってきます。
演奏終了後、ダッシュで奏楽堂に戻り、5時からはWIBBのリサイタル。バッハのアリア、フランクのソナタ、ヴィラロボスのジェットホイッスルを聴きました。特にフランクのソナタの第4楽章の優しいメロディーは涙を誘いました。
その後、メンバー分かれて、デニスに付き添い上野学園へ行く芳恵ちゃん、ペトリやラリューのリサイタルを聴く人…。

コンベンション 第一日目

2007年08月16日 | ルミエール
まず朝10時半に奏楽堂の舞台袖に集合です。夜のコンサートの立ち位置のチェック。それから練習室にて1時間程練習。急いでお昼ご飯を食べて、旧奏楽堂にて各地のフルートオーケストラのトップバッターです。バッハのシャコンヌ。暑い会場で、今までにない熱いシャコンヌの演奏でした。
夜は奏楽堂にて、ウェルカムガラコンサート。実は出番を今日プログラムを貰った時に知りました。大トリでした。WIBBの音色はいつにも増して美しく、会場で聴いて下さった方はきっと夢のような癒しの時間を一緒に共有できたのでは?と思います。
私は明日は旧奏楽堂にて朝10時から受付の係。それから午後各地のフルートオーケストラにて2回出演します。やっと遊べます!

写真はデジカメで楽屋で撮ったのでまた後程。

前日リハーサル終了

2007年08月15日 | ルミエール
今日は午後1時過ぎからWIBBとリハーサル。1年ぶりに会うWIBBは変わる事の無い美しく温かい音色でした。明日のガラコンサートではドボルジャークのロマンスを演奏するのですが、久しぶりにWIBBと一緒に演奏出来て幸せでした。明日も午前中にリハーサル。フルート漬けの5日間が始まりました。

写真はWIBBが来る前のリハーサル室。

コンベンション前々日

2007年08月14日 | フルート
16日から「第13回 日本フルートコンヴェンション2007 TOKYO&第1回 ワールドフルートコングレス」が始まります。ルミエールは明日から合宿生活?です。ただいま準備の真っ最中です。衣装だけでも4着?どんどん荷物が増えてどうなっちゃうんでしょう…。
明日は上野学園でWIBBと午後からリハーサルの予定です。ルミエールとしての出演は16日に集中しているのですが、17.18日もどこかで出演してますので見つけてくださいね。
なお、17日午前中は旧奏楽堂受付の係です。
コンベンション会場で会いましょう!

東京部会

2007年08月12日 | フルートアンサンブル
さて、コンベンションでは各地のフルートオーケストラということで、たくさんのアンサンブルが出演します。フルートフェスティバルin横浜の次は東京部会です。
東京部会はフルートフェスティバルin東京に出演しているプロのフルート奏者のアンサンブルです。
前回までは数十人の参加があったのですが、今回は出演者の多くがコンベンションでは「係のある人」で、多忙なため集合出来ないということで、フェスティバル実行委員だけで演奏します。ルミエールでは渡辺が実行委員のひとりです。湯山昭作曲の「お菓子の世界」を演奏します。今日はその練習でした。

クリフォード・ベンソン

2007年08月11日 | 音楽一般
世界的なピアノ奏者でWIBBの素晴らしい共演者クリフォード・ベンソン。ルミエールとの初めての出会いは1996年、長野県で開催された「あずみの国際フルートセミナー」です。初めて会ったクリフォードは優しいイギリス紳士。柔らかい英語で話しかけてくれました。緊張している私に優しく包み込むような暖かさでいつも接してくれました。4年前の鹿児島での演奏会。髪の毛の伸びたクリフォードは床屋さんで散髪したのですが、どう見てもおかしなマッシュルームカット!でもそれを「けっこう涼しくていいんだよ」な~んて言ってました。昨年の4月には東京でマスタークラスがあって、ルミエールからも3人レッスンしていただき、私もシューマンのロマンスを見てもらいました。シューマンは最もピアノを愛した作曲家なんだよ。室内楽とは一体になって会話するということ。この「ロマンス」は最高の例です。ピアノもフルートも歌う様に対話してと。
最後会ったのは昨年の8月今頃です。マンチェスターで開催された英国フルート協会主催のフルートコンベンション。今年の4月にルミエールのゲストとして横浜にお招きし、バッハとモーツァルトを一緒に演奏しようと話しました。
昨年秋にクリフォードが体調を崩している、2007年春の来日も難しいということを聞きました。難しい治療に耐え、今年の6月には一度少し回復したとイギリスから便りがあったのですが、残念なことに今日亡くなったと知らせがありました。悲しくて、寂しくてまだ何を書いていいのかわかりません。もうあの優しいクリフォードに会えないなんて。

写真は昨年4月、DACで開催されたマスタークラスの時のものです。