こんにちは!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!
今日は英検2級2次試験のNo.3対策について書いていきたいと思います!
その前に、これまでの記事を読んでいない方はまずそちらを読んでいただくことを強くオススメします
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その1~No.1対策前半~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その2~No.1対策後半~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その3~No.2対策~
【目次】
①No.3の形式
②No.3の練習方法
①No.3の形式
No.3の問題は「ある事象・意見について自分の意見などを述べる」というものになっています
過去問を見る限り、ほぼすべての問題が
Some people say that ~:ある人たちは~と言っています(~と言う人たちがいます)
から始まる質問になりますので、そのあとをしっかり聞くようにしましょう
また、最後は
What do you think about that? それについてどう思う?
と聞かれるので、
Some people say that …. What do you think about that?
ある人たちは…と言っています。あなたはそれについてどう思いますか
というのがNo.3の問題になります
では、具体的にどのような問題が出ているのか見ていきましょう
Some people say that people today waste too much food. What do you think about?
ある人たちは、今日の人々は食べ物を無駄にしていると言っているがどう思いますか
という問題にどう答えればよいでしょうか?
まずは
I agree (その意見に)賛成です
I disagree (その意見に)反対です 【I don't agreeでもOK】
で自分の立場を表明しましょう
それに続けて2文で補足説明をしていきます
そのときに、「理由+具体例」の形を意識しましょう
【賛成意見の例】
・レストランでは食べきれないほどの注文をする人がいる。レストランは毎日たくさんの客が食べきれなかったものを捨てている
・スーパーやコンビニでは毎日たくさんの商品が売れ残っている。その売れ残りをお店は捨てている
・食べ物が簡単に手に入る時代になり、食べ物を大切にしようとする気持ちが薄れている
・Many people order too much food at restaurants. Restaurants throw away a lot of leftovers every day.
・There is much unsold food at supermarkets and convenience stores. Such stores throw away their unsold food.
・Now people can get food easily. People today are not very careful about how important food is.
【反対意見の例】
・今では学校で食品ロスに関する授業がある。そのため、より多くの人が食品ロスに興味を持つようになった。
・お店は商品ロスについてよく考えている。閉店時間が近づくと、商品の値段を下げている。
・Now, students learn about food waste at school. So, more and more people are getting interested in food waste.
・Restaurants and supermarkets are thinking about food waste carefully. They lower the price before they close.
基本的に、理由と具体例は「一般論」で答えるのが良いとされます
もし自分のことを回答に入れるならば、答えるべき2文のうち、後半のほうにしましょう
例) More and more people are careful about food waste. I always try to finish eating.
より多くの人が食品ロスに気を付けるようになってきました。私はいつも食べきる(残さない)ようにしています
②No.3の練習方法
さて、ここまで読んでいただいた方々の中には、
No.3の概要と答え方はわかったけど、こんなに答えられない!!
と嘆いていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
実際に、過去問や参考書の模範解答を見ると、「こんなに言えないよ…」という気持ちになるかと思います
そんな方々は、以下のステップで勉強することをお勧めします
1.No.3の問題に「日本語」で答えてみる
英語で意見が言えない人は、日本語でも意見が言えない場合が多いです
まずは日本語で答えを作ってみましょう
2.「日本語」で考えたものを英語にしてみる
日本語で考えた答えを英語にしてみましょう
その際に、「日本語力と英語力のギャップ(差)」を意識してみましょう
どういうことかと言うと、
2級受験者の大半は日本語が母国語だと思います
母国語のほうが英語よりも語彙力・表現力がすぐれているため、作った日本語の回答が英語に直せないケースが多々あります
この場合、その日本語を「易しい日本語にする」ことを意識しましょう
また、別の言い方をすると、「小さい子供にわかる日本語にする」ことを意識してください
例えば、上記の例文の中に
「食べ物が簡単に手に入る時代になり」
という表現がありますが、これを
Now we can get food easily :今では食べ物が簡単に手に入る
というように「時代」という単語を使わずに表現しています
また、
「閉店時間が近づくと」は、
before they (shops) close:店が閉まる前に
というようにparaphrase(パラフレーズ:やさしい表現に言い換える)をしています
3.添削してもらう
これは独学の方は難しいかもしれませんが、自分の英語を誰かに添削してもらうことをお勧めします
学生なら自分の英語の先生に添削をお願いすると良いでしょう
というのは、いくら時間を費やしても、正しくない英語(正しいか判断できない英語)を積み重ねてしまうのは良くないからです
きちんとした力のある人に、その英語がわかるかどうか聞いてみましょう
もし、周りにそういう人がいなかったり、有料の添削サービスを使うのが難しい人は、[Lang-8](ラングエイト)という無料添削サイトの利用をお勧めします
Lang-8は世界中のネイティブが書いたものを添削してくれるサイトです
リンクはこちらhttps://lang-8.com/
4.書いたもの・模範解答を覚える
添削してもらったものを覚えるのは当然のこととして、ここでは「模範解答」を覚える、ということをお勧めします
模範解答はもちろん正しい文であり、こういう風に回答したら満点だよというお手本です
しかし、模範解答を最初から暗記することはお勧めしません
それは、
1.自分の考えを英語に直す練習にならない
2.模範解答が自分の考えと一致しない場合がある
からです
自分の考えをまとめる力は英語力だけでなく国語力も鍛えられます
それに、英訳の練習にもなる良い機会です
また、模範解答はだいたいがagree/disagreeともに1つずつしか例がありません
そのため、自分の意見と異なっていた場合、自分の意見を捨てて、模範解答の意見を使うことになります
「試験だから合格すればいい」という考え方も確かにあるでしょう
しかし、しっかりと自分の頭で考え、それを英語に直し、正してもらい、模範解答に参考になる表現などがあれば暗記する、
そういった一連の学習が英語力の土台作り、そしてさらなる英語力向上につながっていきます
最後になりますが、No,3はNo.1やNo.2のようなテクニックがあればある程度点数がとれる、という問題ではありません
しっかりと数をこなし、経験を積むことをせず、前日に参考書を見れば答えられるようになる問題ではありません
今から試験の日まで、出来る限りたくさんの問題を解いてください
今は難しくても、必ず徐々に自分の意見を英語で言えるようになりますから
それでは、No.3については以上になります
次は最終回になります!No.4の攻略法を書いていきますので、そちらもあわせて読んでみてくださいね!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!
今日は英検2級2次試験のNo.3対策について書いていきたいと思います!
その前に、これまでの記事を読んでいない方はまずそちらを読んでいただくことを強くオススメします
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その1~No.1対策前半~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その2~No.1対策後半~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その3~No.2対策~
【目次】
①No.3の形式
②No.3の練習方法
①No.3の形式
No.3の問題は「ある事象・意見について自分の意見などを述べる」というものになっています
過去問を見る限り、ほぼすべての問題が
Some people say that ~:ある人たちは~と言っています(~と言う人たちがいます)
から始まる質問になりますので、そのあとをしっかり聞くようにしましょう
また、最後は
What do you think about that? それについてどう思う?
と聞かれるので、
Some people say that …. What do you think about that?
ある人たちは…と言っています。あなたはそれについてどう思いますか
というのがNo.3の問題になります
では、具体的にどのような問題が出ているのか見ていきましょう
Some people say that people today waste too much food. What do you think about?
ある人たちは、今日の人々は食べ物を無駄にしていると言っているがどう思いますか
という問題にどう答えればよいでしょうか?
まずは
I agree (その意見に)賛成です
I disagree (その意見に)反対です 【I don't agreeでもOK】
で自分の立場を表明しましょう
それに続けて2文で補足説明をしていきます
そのときに、「理由+具体例」の形を意識しましょう
【賛成意見の例】
・レストランでは食べきれないほどの注文をする人がいる。レストランは毎日たくさんの客が食べきれなかったものを捨てている
・スーパーやコンビニでは毎日たくさんの商品が売れ残っている。その売れ残りをお店は捨てている
・食べ物が簡単に手に入る時代になり、食べ物を大切にしようとする気持ちが薄れている
・Many people order too much food at restaurants. Restaurants throw away a lot of leftovers every day.
・There is much unsold food at supermarkets and convenience stores. Such stores throw away their unsold food.
・Now people can get food easily. People today are not very careful about how important food is.
【反対意見の例】
・今では学校で食品ロスに関する授業がある。そのため、より多くの人が食品ロスに興味を持つようになった。
・お店は商品ロスについてよく考えている。閉店時間が近づくと、商品の値段を下げている。
・Now, students learn about food waste at school. So, more and more people are getting interested in food waste.
・Restaurants and supermarkets are thinking about food waste carefully. They lower the price before they close.
基本的に、理由と具体例は「一般論」で答えるのが良いとされます
もし自分のことを回答に入れるならば、答えるべき2文のうち、後半のほうにしましょう
例) More and more people are careful about food waste. I always try to finish eating.
より多くの人が食品ロスに気を付けるようになってきました。私はいつも食べきる(残さない)ようにしています
②No.3の練習方法
さて、ここまで読んでいただいた方々の中には、
No.3の概要と答え方はわかったけど、こんなに答えられない!!
と嘆いていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
実際に、過去問や参考書の模範解答を見ると、「こんなに言えないよ…」という気持ちになるかと思います
そんな方々は、以下のステップで勉強することをお勧めします
1.No.3の問題に「日本語」で答えてみる
英語で意見が言えない人は、日本語でも意見が言えない場合が多いです
まずは日本語で答えを作ってみましょう
2.「日本語」で考えたものを英語にしてみる
日本語で考えた答えを英語にしてみましょう
その際に、「日本語力と英語力のギャップ(差)」を意識してみましょう
どういうことかと言うと、
2級受験者の大半は日本語が母国語だと思います
母国語のほうが英語よりも語彙力・表現力がすぐれているため、作った日本語の回答が英語に直せないケースが多々あります
この場合、その日本語を「易しい日本語にする」ことを意識しましょう
また、別の言い方をすると、「小さい子供にわかる日本語にする」ことを意識してください
例えば、上記の例文の中に
「食べ物が簡単に手に入る時代になり」
という表現がありますが、これを
Now we can get food easily :今では食べ物が簡単に手に入る
というように「時代」という単語を使わずに表現しています
また、
「閉店時間が近づくと」は、
before they (shops) close:店が閉まる前に
というようにparaphrase(パラフレーズ:やさしい表現に言い換える)をしています
3.添削してもらう
これは独学の方は難しいかもしれませんが、自分の英語を誰かに添削してもらうことをお勧めします
学生なら自分の英語の先生に添削をお願いすると良いでしょう
というのは、いくら時間を費やしても、正しくない英語(正しいか判断できない英語)を積み重ねてしまうのは良くないからです
きちんとした力のある人に、その英語がわかるかどうか聞いてみましょう
もし、周りにそういう人がいなかったり、有料の添削サービスを使うのが難しい人は、[Lang-8](ラングエイト)という無料添削サイトの利用をお勧めします
Lang-8は世界中のネイティブが書いたものを添削してくれるサイトです
リンクはこちらhttps://lang-8.com/
4.書いたもの・模範解答を覚える
添削してもらったものを覚えるのは当然のこととして、ここでは「模範解答」を覚える、ということをお勧めします
模範解答はもちろん正しい文であり、こういう風に回答したら満点だよというお手本です
しかし、模範解答を最初から暗記することはお勧めしません
それは、
1.自分の考えを英語に直す練習にならない
2.模範解答が自分の考えと一致しない場合がある
からです
自分の考えをまとめる力は英語力だけでなく国語力も鍛えられます
それに、英訳の練習にもなる良い機会です
また、模範解答はだいたいがagree/disagreeともに1つずつしか例がありません
そのため、自分の意見と異なっていた場合、自分の意見を捨てて、模範解答の意見を使うことになります
「試験だから合格すればいい」という考え方も確かにあるでしょう
しかし、しっかりと自分の頭で考え、それを英語に直し、正してもらい、模範解答に参考になる表現などがあれば暗記する、
そういった一連の学習が英語力の土台作り、そしてさらなる英語力向上につながっていきます
最後になりますが、No,3はNo.1やNo.2のようなテクニックがあればある程度点数がとれる、という問題ではありません
しっかりと数をこなし、経験を積むことをせず、前日に参考書を見れば答えられるようになる問題ではありません
今から試験の日まで、出来る限りたくさんの問題を解いてください
今は難しくても、必ず徐々に自分の意見を英語で言えるようになりますから
それでは、No.3については以上になります
次は最終回になります!No.4の攻略法を書いていきますので、そちらもあわせて読んでみてくださいね!
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