復讐された

昨日は私のお給料日
たまには　とーさんとふたり
美味しいものでも食べに行こう　

お留守番できない　こーぱがいるから
夜　外食なんて本当に久しぶり

泣くのを覚悟の上で出発
あれ　　あれれっ　　泣かないじゃん
やったぁ---
こーぱもやっと大人になったじゃん

ふたりの事を気にせず
ゆっくり　焼肉　　お腹いっぱい　
デザートまで食べちゃいました

マンションの前まで帰ってきても
こーぱの泣いている声は聞こえない
とっても　良い子でお留守番していました

これなら　これからも　外食できそう　

ウキウキ気分で　夜のお散歩に出発
そして　夜のご飯を作ろうとした時
異変に気がついた

夕方の　ご飯を作ったときは　
全然普通だったのに
なんと　オーブンレンジが動かない　

びーぐるさんたちの　ご飯を作るには
必ず必要な　チン　が　出来ない<

仕方ない　きゃべつは茹でるしかないね

何時もより　ご飯の仕度に時間がかかる
心配そうに　見つめるあんにん

　大丈夫　　かーさん　

もう少し　待っててね
いまがんばって作ってるからね

そして　突き刺さるような冷たい視線

　僕をおいていくからだよ　　

やっぱり　おとなしくお留守番なんて
ちょっと　不気味...と思ったのよ
きっと　きっと　こーぱの怨念だわ　

オーブンレンジがない生活なんて...
あ～ん...外食の代償は大きい