これも忠犬

今日はとーさんが仕事が忙しいため
夕方のお散歩は３人となりました

少し前までは　お散歩を完全拒否したふたり
かーさんの努力の甲斐あって
公園の広場までは　ずんずん　ずんずん
歩いて行ってくれるようになった

でも公園の広場に着くと座り込むこーぱ


そして　同じく　あんにん


入り口をじ－－っと見つめたまま動きません

あのぉ　あのねぇ　
かーさん　こっちですけどぉ

話しかけても　知らんぷり

とっても真剣な表情のこーぱ

　とーさんはまだ　　

怖いくらい真剣なあんにん

　とーさん・とーさん　

お取り込み中悪いんだけどさ
とーさん仕事が忙しくて今日は来ないよ

かーさんの言葉に　耳を傾けたりしません
ただ　ただ　ただぁ～っ　ひたすら
大好きなとーさんが来るのをじっと座って待ってます

動かないふたりに　何度も何度も声をかけるかーさん
しばらくすると　とーさんは来ないと気がつく

そうすると今度は　ひたすら家に向かって
ずんずん　ずんずん　歩き始める

何時ものように　寄り道なんてしません
クンクンもちょっぴりで終了
マーキングなんてぇ　とんでもない

急いで　急いで

とっても真剣に歩くふたり
所要時間　何時もの半分以下です

もしかしたら　とーさんが家にいるかも　
そう思っているんだと思うのよね

そして　玄関を開け　家に入る
とーさんがいないことを確認したふたり
　
あはは...っ　　また睨まれちゃったよ

とーさんの仕事が忙しいのも
家に急いで帰ってきてもいなかったことも
かーさんのせいじゃあないんだけどねぇ

何時も何時もとーさんの事を考えているふたり
これも　ある意味　忠犬　なんだろうなぁ

かーさん　またまた　
どどどぉ---ん　と沈んでます　

もしかしたら...もう　...　もうねぇ
浮上できないんかもしれないです