昨日は、96歳おばの義姉の火葬、お通夜でした。この方は子どもさんもなく、ご主人様も早くに見送られましたが、おばと同居して居ました。書道の先生で、とてもお行儀よい方で、生前、うちの母もお習字を習ったり、親しいお付き合いをしていました。
見送りは、おばの兄弟(私のおじ、おば、)おばの息子夫婦と、この方の妹さん。と
こじんまりと
最後は、施設で過ごされては居ましたが、前日までは、意思表示もされて眠るように旅立ったそうです。見事な老衰とお医者さまがおっしゃたそうです。
穏やかな青空に、彩雲が。車窓からの眺め
人の生き様はそれぞれですが、こうしてお別れしていくのだわと、思えば、生きることは
とても真面目にそして、自由に自分らしくあることはとても大切だよ。と教えてもらったような気持ちでした。
曹洞宗のお坊さんが、「血脈」という、お札を今日のお葬式に授ける式と、お話していました。
血脈というものは、知らなかったのですが、
お釈迦さまと亡くなった人をつなぐ、あの世へのパスポートのようなモノだそうです。
世の中がガタガタしても、人は生まれ、死んでいく。自然。
当たり前だけど、その不思議を感じる日でした。今日は御葬式。普段不義理にしているおじおば達もそれなりに年を重ねているので、せめてこんな時には、きちんと接しなくてはデス。
そして、小雨模様。涙雨でしょうか。
御葬式の後の法要が済むと、お坊さんが
亡くなった人は、49日かけて、あの世に行き
七日毎に生きてきた間の事を審査されるのだそうです。そして、最後の四十九日に極楽へ行けるかそうでないか決められるそうです。
遺族は、極楽へ行けるように供養してあげてください。と。
葬儀は残された家族が、生きて行くためにあると良く言いますが、それでも、やはり、亡くなった人の為でもあるんだろうと思います
こんな風に名前から、その方を書いてくれるそーです。
こちらは、書道の作品。
今日から、無観客の大阪場所が始まりました。
がらーんとした客席に
呼び出しさんの声、行司さんの声が
やけに鮮明。
おけの水も、ナシでした。
柄杓で、口をすすぐ所作だけを模して。
無事に15日間千秋楽むかえられるかな?