ドイツについての写真ということで、まずはエコ発達国という側面から風力発電。
よくドイツは「脱原子力(00年から)」と、自然に優しい国と言われておりますが、実はフランスから原子力による電気を買っているというカラクリ。
先日日本でも「太平洋上に1万2千の風車を作れば10%の電力を賄える」という計画が出ましたが、その事から判るとおり風車からの電力はまだまだ僅かな物のようです。
ベルリンの観光名所、TV塔。東ドイツ側に立っており、「壁の向こうの連中に東側の実力を見せつけよう!」との目的でこれほどの高いタワーとなったそうです。
旧東側のデパート跡地。今では石綿が凄まじくて誰も入居しない廃ビルだという事です。
雨になるとドイツ人は雨宿りをします。彼ら曰く「雨がやむまで待とう」
実際それで数分後にはやむのだから不思議なものです。
おなじみベルリンの壁。この場所の正面には、ベルリンの壁博物館があります。
かなり年季の入った建物。このように「どうやって書いた?」と云う場所にも落書きがあるのがベルリンの特徴です。
ステッカーが貼られ、その上にも貼られ、もはや目立つものも目立たないほどにビッシリ埋まっています。
ナゾの建物。何かの展示場ではないかと思うのですが、一体何なのかナゾです。
ドイツのカッセルに本社のあるモノクローム社を、今回は画像で紹介します。
モノクローム社外観。
少し階段を上ったところにオフィスがあります。
薄暗いのは電気を付けていないため。彼らは外からの明かりで充分明るいらしく、おそらく瞳の色の違いがその理由にあるのだろう。
さらに二階にある別のオフィス。それぞれの社員の机がポツポツとあり、実に広々としている。
モノクローム社の社員の一人? 犬。
社屋の隣にある巨大な倉庫。
印象的だったのは、何もかもが広々としていることです。天井の高さや、余裕のあるサイズの机などが、尚更そう感じさせるのかも知れません。
コスモスからのお知らせ。
来年一月よりメールマガジンの配信を予定しております。 詳細は決定次第お伝えします。
おまけ。
ドイツのパトカー。こういう写真を撮ると何故か警官に怒られるので、回りをキョロキョロ見渡してから撮らなければならない。明らかに不審者だ。
巨大で表面はカチカチのパン。一つ一つが人間の頭ほどもある。
風見鶏。
Gライダー社の箱工場を、以前掲載したときより大きめの写真で再掲載します。
箱作り一筋80年、保存性に優れた箱を、注文に応じて様々な仕様で製作しています。
↑箱工場内部。オバちゃん達が箱を組み立てています。
組み上がり、梱包された箱
↑巨大なギロチンマシーン。物凄い勢いで厚紙を裁断しています。
↑箱の材料。
これらの写真を撮った直後、就業時間終了の為工場は後片付けを始めました。
もう少し遅ければ何も写真に撮れないところでした。
おまけ。
フィッシュ&チップス。旅行中二回程食べた日本食より、遙かに日本の味に近いこの不思議。
何故か全員時刻表を見上げている。マネして見上げてみたのですが、何が面白いのやらさっぱり。
コスモス店主新山
父親新山清の写真展がベルリンで開かれることは本当にうれしいことでした。新山清は戦前・戦後大好きな写真を撮っていました。私が小学校のころ、日曜日は父親にとって写真の生徒(今の写真教室)さんの指導に明け暮れていました。モデル撮影会もたくさんありました。その当時小さいカメラを与えられ、父親とともに撮影会にいくことは父親と一緒にいられるということから楽しい時間でした。今考えると、子供が入り、やりにくいこともあったとおもいますが、 そのときの人々は親切で、可愛がっていただきました。モデルさんも特別のポーズをしてくれたのをおもいだします。天候にかかわらす時間があると撮影に没頭していましたこともおもいだされます。
今回ドイツでの写真のいきさつは、新山清は戦前から造形写真を好み、戦前の写真を見ても戦争の影響をかんがえず、ひたすら自分の写真を撮っていました。戦後 1954年ドイツのオットーシュタイナート(主観写真の第一人者」)が展示会をひらくにあって招待され、写真の送付依頼をうけましたが、何分当時の日本は復興まえの厳しい時代でした。父親は自分なりの作品作りを続けていたのですが、57歳の若さで事故により急逝いたしました。
コスモス店主新山洋一は幸いですが、写真ギャラリーを作ることができ、いままで2回新山清遺作展を開催しています。仕事の取引先のドイツ Monochrom 社 Mr. Neubert が来社された 折、話が、進み、今般ベルリン写真月間(9月14日から11月15日)までのモノクローム社ギャラリーにおいて写真展を開催していただけることになり、写真、オットーシュタイナート招待状、写真(50点)、オットー
シュタイナートからの案内状(これは珍しいと評判です)をお送りし開催されています。日本でも出来ることを祈っています。
ドイツでの父親の写真をみることは感無量です。こういった機会にめぐり合ったことに感謝いたします。写真展はそれほど大きくはありませんが、きれいに揃えられて気持ちの良い空間でした。
最後に、ベルリンでは日本・ドイツの写真友好展がひらかれており、そのなかでオットーシュタイナートの写真がみれたことは最大の喜びでした。