3.幸せになりたい ①
子供の頃から、不思議な話や怖い話が大好きで。
大人になって太極拳や気功を習った延長で、イメージトレーニングの
セミナーに行ってみた。
今までにない世界が広がっていて、面白くてハマった。
途中、怖い思いをすることもあった。
熱中しすぎて日常生活をほったらかすこともあった。
でも幸い、周りにちゃんとわかる方々がいてくれたから
大事には至らなかった。
本当にありがたいことです。
そのうち、何かを察知するようになって、ビーズで形を作るようになった。
一体自分が何を作っているのか・・・
色んな方々に聞いてみたり、本で調べたりしてみたけど、わからなかった。
似たものはたくさんあった。でもどこか違う。
どうしても知りたくて、探し続けた。
ある晩、自分の中から言葉が来た。
『光源を見よ』
その時、私の意識は初めて天に向かった。
4.幸せになりたい ②
『光源を見よ。
山を照らせば山の様に。川を照らせば川の様に。』
これで一気に理解した。
日光は一様に照らしているが、山では木々の間から差す木漏れ日の光と
なり、川では水面に反射してキラキラと輝く光となる。
つまり日光自体は同じ様に差しても、日光の当たる側の場所や時間などの
条件次第で状態が変わるということだ。
それと同じで、出所の同じエネルギーを受け取って表現したとしても、
文化や時代、民族性等が異なれば、表現する形は異なる。
だから似ているけど、ちょっと違う文様がいろんな所で表される。
そして圧倒的に人々に支持されたものが文化として残っていく。
でもそれは言い換えると、いろんな時代や地域の多くの人々が、同じものをインスピレーションで受け取っていたということではないだろうか?
・・・では、いったい何を?・・・
この答えは数年後にやってきた。
(『高次の光』にて)
5. 幸せになりたい③
そもそも自分と家族の幸せのためだった。
「もっと知りたい」「もっと豊かになりたい」
子供を授かってからは、我が子の幸せを願ってさらにのめりこんだ。
でもある日、ふと気づいた。
我が子一人が幸せでも、世の中が荒れていては本当の幸せとは
言えないんじゃないか・・
本当の幸せってなんだろう?
それから「我が子を含む、我が子の世代の世の中が明るい世の中になりますように」と願うようになった。
そしたら自分の中から言葉が来るようになった。
初めは一言ずつ、そしてイメージで理解する。
慣れてくると、少しずつ回数が増えた。
でもこれは自問自答ではないのか・・?
自分勝手に答えを作っているのではないのか?
なぜ、自分の想像を超える形が来るのか?
ここから果てしない知りたがりの日々が続くことになろうとは・・