台風シーズンの到来ですね。大型台風の予報などもあり、いつも以上に準備をしております。出来る準備をして、あとはできるだけ避けていようと思います。皆様も、合言葉は「安全第一!」
近頃、特に思うのですが、動物的な人が多くないですか?数年前から目に付くようになりました。身の回りだけでなく、よく炎上したニュースなども目にするので多く感じるのかもしれませんね。そうした人を見て、なんだか不思議に思うのです。「皆から丸見えなのになあ」と。
私はいい人ではありませんが、人から見られて恥ずかしいので、あくまで自分の身を護るために発言を控えたり、言動に気を付けます。そういうものではありませんか?
若い頃、勤め先の上司に「人間は犬や猫じゃないんだから、大した差はない。でもそのちょっとの差が大事なんだろうが」と怒られたのがすごくショックでした。だんだん意味がわかるようになってありがたく、今でも心に残る言葉です。
時代なのか、SNSの発達で思いを述べることが手軽になったせいなのか、なぜありのままの自分を、本当に文字通りありのままにぶちまけてしまうのでしょうか・・私にはとてもできません。それは恥ずかしいし、何か大切なものを失ってしまう気がするからです。あくまで保身のために、です。
だから人目もはばからず、大声で文句を言ったり、ケンカをしたり、泣きわめいたり、自分が恥をかいて後ろ指をさされそうなことを、平気でやってしまう人が不思議で仕方ありませんでした。
確かに自分のキャパを超える事態に直面することは何度かありましたが、私の反応は体の力が抜ける系でした。取り乱したり、腹が立つこともありますが、それくらいならまだ人目をはばかる気持ちがあります。我を忘れるというほどではありません。でも過去の本当に想像を絶することには脱力してしまいました。不甲斐なし。
また、近頃うっかりやらかしてしまうことが増えてきて、老いを感じることがあります。だからお年寄りが道をふさいだり、ぶつかりながら歩いたり、そうしたことをわざとやっているわけではないことがわかる年にはなってきました。
ただでさえ人はそうなっていくのに、それとは別に自ら自分の評判や信用を下げる言動をする人、見かけたことはありませんか?すごい人かと思ったけど、その実力を上回る傍若無人な言動で「あの人はああいう人だから」と陰でささやかれてしまう人・・・
本当に残念で、そして不思議でした。立派な方が晩節を汚すということもありますが、老いとはまた別の何か・・頑張って成功した方が自分の力だと思いあがって転落するような場合とも違う別の何か・・・精神世界では魂が幼いといういい方をしたりしますが、それともまた違うような・・・
数年前、人の仕組みをイメージとして受け取りました。イメージの中で、人はスノードームそのものでした。つまり、透明な容器と中身です。
磨き上げた器に、澄み切った透明な水とピカピカの宝物。これが理想のスノードームです。外の小さな明かりを反射してキラキラと輝き、外に強い光を放ちます。
人で言うと、小さな喜びを存分に楽しんで、周囲の人々にも分かち合うということだと思います。
これが私なりに理解した人の仕組みです。身近で最高のスノードームといえば、福子さんです。福子さんといると、ドラッグストアでさえテーマパークの様に楽しいのです。
オンでもオフでもない。ただそこにいるだけで輝いていらっしゃるのですね。何十年も懸命に前向きに生きてこられた、それこそが福子さんのとびきりの明るさの仕組みなのでした。
この人の仕組みを受け取った時、私も自分なりに輝けることがわかって救われた気がしました。今からでも器を磨き、汚れた水をちょっとでもきれいにし、ガラクタを手放すこと。
日常でいうと、不本意な何かが起きた時にはまず自分を省みて、気づきや学びに変換していくこと。そうしていくうちに、ネガティブな渦に巻き込まれることが減っていきました。そして近頃は、トラブルが過ぎた頃には清々しい気分になっていることが多い気がします。日々の中で、根気よく、ちょっとずつ。ぜひ、お試しください!
逆に悪口や不平不満を言ったり、傍若無人に振る舞うのは自分の心にせっせと泥や汚物を詰めていることになるのではないでしょうか。このスノードームは丸見えなので、自分はこういう人間だということを周りに発表しているようなものです。
泥や汚物の詰まったスノードームを晒しているなんてゾッとしませんか?もう悪口や不平不満を言うなんて、できません。何度も言いますが、このスノードーム、外から丸見えなんですよ!
ちょっとでもきれいにしたいと思うのが人情ってものではないでしょうか?だって、丸見え!丸見えなんです!!なんでわざわざ中にガラクタや汚物を入れるんですか?
本当にここ数年不思議でした。でもその答えが見つかりました!!三木大雲さんの天国と地獄のお話の中にその答えがありました。「愚かは畜生」だそうです。この愚かとは無知であり、善悪がわかっていないことだそうです。そのため、人間が動物化しているのだそうです。
三木大雲さんは怪談説法で有名な、日蓮宗のお坊様です。近頃、三木大雲さんのお話が大好きで、特にお経のお話がとても興味深いです。
「常にお経に立ち返る」とご本人もおっしゃるように、お経を考え方の拠り所にしていらっしゃるので、いつも変わらぬ安心感があります。ご興味があれば、ぜひYouTubeをご覧くださいませ!
その中でこの世における天国と地獄のお話があるのですが、これがとてもわかりやすかったです。この世の中でも人の成長具合で、生きながらその人に応じた地獄や天国で暮らしているというのです。
あちゃー。身につまされるお話も聞きながら、天国に行けるよう日々成長していきたいと思うありがたいお話でした。あまりお説法というものを聞く機会がありませんので、動画を楽しみにしています。皆様もよかったらぜひ!
毎日がハッピー祭り!!
https://www.youtube.com/watch?v=9ZYvXyBTfLw