15年程前のモデルなのであちこち故障が連発しています。
後輪タイヤを交換してエンジンを始動したらウォーターポンプの寿命が来たみたいで冷却水がダラダラと漏れてきました(笑)
1ヶ月位前に見た時に少し漏れていたが、一気にトドメが来た^^;
走行距離は3万 km程度
イタ車の水冷のスクーターは、ウォーターポンプがクランク軸延長線上にあり、(普通は回転数を1/2などに減らしているのに)減速していない為にポンプの寿命が国産の半分程度(ヽ´ω`)
3万kmなら長持ちした方です。
ドカティのタイミングベルトか!!(笑)
オーナーに部品手配お願いしましたが、部品待ちの関係で今日の作業は途中まで。
このフライホイールの中心部分、針金を適当に曲げたような部品で(笑)
(本当に嵌っていただけ^^;)
このコイルの中央部分の凹みに嵌め込みウォーターポンプを回しています。
(エンジン右側、カバー内側から撮った写真)
この向こう側にウォーターポンプがある
面白いのは、ステータコイルの配線の取り出しのグロメットが二重になっており、オイル漏れをとことん嫌った? 国産だと見たことのない形
またインジェクション車でも無いのに、要所々々の配線が防水カプラーになっている。
しかしウインカーやヘッドライトなどの防水対策は極めて貧弱(笑)
ここら辺のいい加減さがイタ車です。
プラスチックパーツの品質が悪く、エンジンはピアジオ,車体はアプリリアなので設計の連携が取れていないせい?で、整備性も最悪レベル〜
中古だと値段がつかない理由がよくわかります。
しかし、乗るととても面白いエンジン特性&ハンドリングです。