2ヶ月ほど前、
ワインディングで抜いたドカティのモンスター、その後偶然自宅近くまで同じ方向だったので少し話しました。
走行時にリアサスが全然動いてなかったので、イニシャルを抜くように勧めました。
連絡くだされば格安である程度のセッティング出しますよ〜 と約束したら、
連絡があり、今日はそのセッティング🔧
ドカティの700cc 程のモンスターです。
本人もリアイニシャルを半回転緩めたそうですが、とりあえずサグの確認
それでもう半回転緩めました。
店の周りを一周2分程の試乗
私の感想
エンジンレスポンスが非常に良いです。
フロントブレーキ使用時にフォークのノーズダイブが激しく挙動が不安定
やや前下がりの姿勢でした。
曲り角で左右に倒す時にハンドリングがやや重い。
ハンドルはノーマルでしたが、高さ角度など明らかに間違い、明らかにハンドルに余分な力がかかってしまうポジション
(ドカティのモンスターって全部こんなポジションですが,何を考えてんだか)
まだ新車から10年程度のバイクと聞きましたが、シートのスポンジが早くもヘタっていました。
それでシートのシッティングポジションとステップの位置とのバランスが崩れていました。
今日はお金を掛けないで出せるセッティングをするのが目標ですから〜
まず曲がり角のリーン時のハンドルの重さは、予想通り空気圧不足だったので、フロント2.1リア1.9で設定
オーナーは、体重60kgの軽量な方なので、さらにリアイニシャル1/4回転抜き
リアサスペンションは伸び側ダンピング調整付きだったので(ご本人も多少調整した様ですが)
さらに2ノッチ緩めました。
ここまで動くようにする必要は微妙?でしたが、フロントとのバランスを重視
これで試乗、
リアタイヤの接地感が出て乗り易くなったとの事
私も試乗しました。
リア周りはこれでいい感じ♪
しかしやはりフロントのノーズダイブが激しく動的にステアリングヘッドが低い位置に感じました。
本当はフロントフォークオーバーホールしてダンピング調整するのが王道ですが、
今日の目的はそれではないので〜
フロントフォークを5mm突き戻しをする事によって、ステアリングヘッドの位置を上げました。
これで格段に良くなりました(^O^)v
後はサスペンションやフォーク・ピボットなどの締め付け確認。
これは適正な締め付けで組まれていました。
ここまでで2時間程、
うーん,儲からん(苦笑)
後はオーナーに、
体格に合わせたハンドルへの交換
その後シートの座面水平出し
を勧めました。
タイヤを交換する時はミシュランの新しいタイヤへ
(今はパイロットパワー2CT)
フロントフォークも、そのうちオーバーホールとダンピング調整
本人も喜んで帰っていただけたので、私も嬉しかったです。
#ドゥカティのモンスターのハンドルとタンクの隙間
タンクの凹みが無かったらハンドルが切れない(笑)
ドカティのアクセルレスポンスの秘密の一つ
レース用マシン並みのハブダンパーの容量の無さ
これによってダイレクト感やレスポンスが圧倒的に有利です。
耐久性は知りませんが(笑)
少し乗っただけでとても面白く欲しくなりました。
でも私が乗ったら自制心が簡単に負けてしまうので乗りません(笑)
値段は中古なら50万円ぐらいで購入できるので安いんですけどね〜
ポテンシャルも高いです。
きちんと整備したら SV 650よりも速く走れると思います。
ただ3万 km毎のタイミングベルト交換は〜
┐(´д`)┌ヤレヤレ
いい加減にカムチェーンにしろ!!って思います。
ワークスマシンはベルトでは無い(笑)
間違って消してしまったので、再び書き直しました。
最初と少し文章が違うと思います〜
(^_^;)