皆さま、ニーハオ!
さて、何事も知らないより、知っている方が得をする世の中。写真を撮ることについても、知っている方がお得なことは、いっぱいあります。マニアックな知識には触れず、写真を撮ることに役立つ『得する』知識をご紹介しましょう。
☆コンデジとデジイチ
写真を撮るためには『カメラ』が必要不可欠(当たり前か(#^.^#)ですね。皆さんがお使いのカメラは、小さなカメラ(コンパクトデジタルカメラ、略してコンデジ)?それとも、大きなカメラ(デジタル一眼レフ、略してデジイチ)?さて、どちらが写真をきれいに撮れるのでしょうか?まずは、2種類のカメラで撮った下の写真を見てください。


どちらも全自動モードで撮っています。明るさの違いはありますが差異のない写真ですよね。そうです、差異はないのです!? まあ、作例のような写真では、ですが(#^.^#)
補足しますと、パソコンの画面や普通サイズのプリントの大きさ、且つ、カメラのオートモードで全体にピントを合わせた写真では、カメラの差異は分かり難いものです。ですので、コンデジでもちょっとした知識があれば、デジイチを凌ぐような写真は撮れます。
大きなカメラでなければよい写真は撮れないというのは、ある意味迷信ですよ(*^_^*)
とはいえ、細かい設定をしようとすると、コンデジの機種によってはない機能があります。これについては、今後ご説明をしていきましょう。
☆ズームの落とし穴
どのコンデジもレバーやボタンひとつで広角(ワイド)から望遠(テレ)まで、被写体を小さく、また大きく撮ることができるズーム機能があります。デジイチでも、このズームレンズを使うユーザーが圧倒的に多いですね。多くの方の撮影手順を見ていると、
(1)被写体に向かってカメラを構えて
(2)ズームで撮りたい被写体の大きさを決めて
(3)被写体にピントを合わせ
(4)シャッターボタンを押す
という感じですね。広大な景色や、近づけない遠いものを拡大して撮影する際には、このような手順は間違いではありません。しかし、身近なもの(人、植物、建物、スナップなど)を撮るとき、『ズームで撮りたい被写体の大きさを決める』ことは、実はズームの落とし穴にしっかり嵌っているのですよ(^^♪



上の作例は、オートモードで広角(28mm)、中望遠(85mm)、超望遠(300mm)を使って、人形が同じ大きさになるように撮影したものです。選んだ画角によって、主体(人形)の周りの写り方が変化し、全く異なる写真が撮れることがお分かり頂けると思います。撮影の際は、主体が同じ大きさになるよう、広角では自分が人形に近づき、望遠では自分が人形から遠ざかって撮っています。
従って、良い写真を撮るためには、背景の写り方を考慮してズームで範囲(画角)を決めましょう。主体(撮りたいもの)の大きさは、自分が被写体に寄ったり、離れたりして決めるようにしてください。ズームで主体の大きさを調整するのは誤りですよ。
撮影の基本は、広角は寄る(被写体に近づく)、望遠は引く(被写体から遠のく)、です。逆の動きをしている人、いませんか(*^_^*)
☆多枚数撮りをしよう
さて、撮影の基礎としてカメラ以外のことで意外に知られていないこと。というか、意識されず、とても損していることがあります。
『わぁ、きれい』とパシャ!『失敗しているといけないから』とパシャ!!こんな感じで、一つの被写体を同じように2枚くらいしか撮っていなのではないでしょうか?
これはとっても勿体ないことです。デジタルカメラは何枚撮ってもお金はかかりません。美しい花、きれいな街並み、感動的な風景は、バリエーションを変えて沢山撮っておきましょう。先の作例のように、広角と望遠だけで2種類のバリエーションが撮れます。
それ以外にも下のように撮ってみてはいかがでしょうか。









これらの作例ではズームを動かさず、全て標準画角(50mm)で撮っています。これらに広角や望遠、カメラを縦に構えたりして撮れば、もっと沢山のバリエーションが出来ますね。
一つの被写体を沢山撮る。これが撮影の基本です。沢山の写真の中から、お気に入りの一枚、ベストショットを見つけましょう。実はプロの写真家も同じようにしていますよ。
今までかなり損をしていませんか(#^.^#)
撮影の基礎の中でも、すぐに効果の出そうな内容をピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか?ぜひ実践してみてくださいね。
最後の作例で標準画角(50mm)という記述をしましたが、コンデジでは何mmかわからないですね。補足しますと、レストランでテーブルの向かい側に座った方を、全体的に撮れる大きさがこの画角です。写真の基本画角と言われ、人の目で見たものに近い自然な画角と言われています。覚えておいてくださいね。
次号は『初心者を卒業しよう』と、いい写真だね、と言われる為の、大切なポイントをご紹介していく予定です。
では、下次見!
さて、何事も知らないより、知っている方が得をする世の中。写真を撮ることについても、知っている方がお得なことは、いっぱいあります。マニアックな知識には触れず、写真を撮ることに役立つ『得する』知識をご紹介しましょう。
☆コンデジとデジイチ
写真を撮るためには『カメラ』が必要不可欠(当たり前か(#^.^#)ですね。皆さんがお使いのカメラは、小さなカメラ(コンパクトデジタルカメラ、略してコンデジ)?それとも、大きなカメラ(デジタル一眼レフ、略してデジイチ)?さて、どちらが写真をきれいに撮れるのでしょうか?まずは、2種類のカメラで撮った下の写真を見てください。


どちらも全自動モードで撮っています。明るさの違いはありますが差異のない写真ですよね。そうです、差異はないのです!? まあ、作例のような写真では、ですが(#^.^#)
補足しますと、パソコンの画面や普通サイズのプリントの大きさ、且つ、カメラのオートモードで全体にピントを合わせた写真では、カメラの差異は分かり難いものです。ですので、コンデジでもちょっとした知識があれば、デジイチを凌ぐような写真は撮れます。
大きなカメラでなければよい写真は撮れないというのは、ある意味迷信ですよ(*^_^*)
とはいえ、細かい設定をしようとすると、コンデジの機種によってはない機能があります。これについては、今後ご説明をしていきましょう。
☆ズームの落とし穴
どのコンデジもレバーやボタンひとつで広角(ワイド)から望遠(テレ)まで、被写体を小さく、また大きく撮ることができるズーム機能があります。デジイチでも、このズームレンズを使うユーザーが圧倒的に多いですね。多くの方の撮影手順を見ていると、
(1)被写体に向かってカメラを構えて
(2)ズームで撮りたい被写体の大きさを決めて
(3)被写体にピントを合わせ
(4)シャッターボタンを押す
という感じですね。広大な景色や、近づけない遠いものを拡大して撮影する際には、このような手順は間違いではありません。しかし、身近なもの(人、植物、建物、スナップなど)を撮るとき、『ズームで撮りたい被写体の大きさを決める』ことは、実はズームの落とし穴にしっかり嵌っているのですよ(^^♪



上の作例は、オートモードで広角(28mm)、中望遠(85mm)、超望遠(300mm)を使って、人形が同じ大きさになるように撮影したものです。選んだ画角によって、主体(人形)の周りの写り方が変化し、全く異なる写真が撮れることがお分かり頂けると思います。撮影の際は、主体が同じ大きさになるよう、広角では自分が人形に近づき、望遠では自分が人形から遠ざかって撮っています。
従って、良い写真を撮るためには、背景の写り方を考慮してズームで範囲(画角)を決めましょう。主体(撮りたいもの)の大きさは、自分が被写体に寄ったり、離れたりして決めるようにしてください。ズームで主体の大きさを調整するのは誤りですよ。
撮影の基本は、広角は寄る(被写体に近づく)、望遠は引く(被写体から遠のく)、です。逆の動きをしている人、いませんか(*^_^*)
☆多枚数撮りをしよう
さて、撮影の基礎としてカメラ以外のことで意外に知られていないこと。というか、意識されず、とても損していることがあります。
『わぁ、きれい』とパシャ!『失敗しているといけないから』とパシャ!!こんな感じで、一つの被写体を同じように2枚くらいしか撮っていなのではないでしょうか?
これはとっても勿体ないことです。デジタルカメラは何枚撮ってもお金はかかりません。美しい花、きれいな街並み、感動的な風景は、バリエーションを変えて沢山撮っておきましょう。先の作例のように、広角と望遠だけで2種類のバリエーションが撮れます。
それ以外にも下のように撮ってみてはいかがでしょうか。









これらの作例ではズームを動かさず、全て標準画角(50mm)で撮っています。これらに広角や望遠、カメラを縦に構えたりして撮れば、もっと沢山のバリエーションが出来ますね。
一つの被写体を沢山撮る。これが撮影の基本です。沢山の写真の中から、お気に入りの一枚、ベストショットを見つけましょう。実はプロの写真家も同じようにしていますよ。
今までかなり損をしていませんか(#^.^#)
撮影の基礎の中でも、すぐに効果の出そうな内容をピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか?ぜひ実践してみてくださいね。
最後の作例で標準画角(50mm)という記述をしましたが、コンデジでは何mmかわからないですね。補足しますと、レストランでテーブルの向かい側に座った方を、全体的に撮れる大きさがこの画角です。写真の基本画角と言われ、人の目で見たものに近い自然な画角と言われています。覚えておいてくださいね。
次号は『初心者を卒業しよう』と、いい写真だね、と言われる為の、大切なポイントをご紹介していく予定です。
では、下次見!