ヒロログ☆ ~クリエイション・Hiroのスピリチュアルブログ~

東京品川にてスピリチュアルサロン&スクール「Creation」を主宰するHiroの徒然ブログです。

伊勢神宮への旅 2日目 ~二見が浦、内宮~

2010-03-10 22:54:55 | 聖地への旅&温泉めぐりの旅


お伊勢参りの旅、2日目。


冷たい雨の中、朝早くから、二見が浦の二見興玉神社へ。



かの有名な「夫婦岩」です。


強い風が吹き、波も荒く、本当に寒かった。。。手がかじかんで痛いほどでした。
でも、海の浄化パワーのおかげか、心身ともにスッキリしました。
古くは、伊勢神宮にお参りする前に、二見が浦で禊を行う慣わしだったそうです。



この神社には、天照大神が隠れたと言われる「天の岩屋」があります。
また、猿田彦大神のお使いと言われる蛙の石像も、至るところにあります。
縁起の良い蛙があちこちにいるので、軽快な楽しい雰囲気がありました(笑)



お昼は、内宮近くのおかげ横丁「すし久」で、伊勢名物「てこね寿し」を頂きました。



酢飯の上に、かつおのヅケが乗っています。これがすごく美味しかったです!


内宮・宇治橋の古材で作られたというお店の雰囲気も、落ち着いた風情があって素敵でした。
2階のお座敷の窓から覗くと、すぐ下が五十鈴川でした。



お腹が満たされた後、写真展「日本人のこころ~神宮の森~」と、お香のお店「くつろぎや」へ。


この写真展は、偶然見つけて入りました。
暗い蔵の中での展示で、光が美しく、素晴らしかったです。
赤福さんの企画で、平成26年まで常設されているそうです。


くつろぎやさんのお香は、ほとんど天然の香料で作られています。
日本人好みの、爽やかでとても良い香り。。。おみやげに買って帰りました。



最後は、今回の旅行のメインイベント、伊勢神宮・内宮「皇大神宮(こうたいじんぐう)」へ。


太陽神である、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」をお祀りする内宮。
八百万の神の最高位、日本人の総氏神と言われています。


あいにくの雨にもかかわらず、ものすごい数の参拝者でした。
昨年の秋に、宇治橋が新しく架け替えられた影響もあるようです。



この鳥居の先が「宇治橋」です。どっしりとした貫禄のある橋でした。


橋を渡ると、もう空気が違っていました。
もちろん、この地の聖なるエネルギーもありますが、お参りに来る人たちの意気込みが違います。
江戸の人々が何週間もかけて旅をしてきたというのも、分かる気がします。



手水舎で手を洗って清めた後、五十鈴川に降りてみました。



とても綺麗な清流でした。川が増流していなければ、通常はこちらで清めます。



その後、小さな橋を渡り、少し離れた所にある「風日祈宮(かざひのみのみや)」へ。
風の神がお祀りされています。


参拝中、胸にぐっとこみ上げてくるものがありました。
そのおかげで、写真を撮るのをうっかり忘れました(笑)





近くにあった木は、忘れずに撮っていました。本当に自然のエネルギーがすごい。。。
樹齢数百年と思われる大木が、至るところに見られます。



その後、御正宮を目指して、長い参道を歩きました。
身も心も洗われる空気感、全てが受容される安心感があって、歩きながら涙があふれてきました。
荘厳な静けさの中に、無条件の愛、大いなる天の優しさが感じられました。



そして、天照大神がお祀りされている「御正宮(ごしょうぐう)」に到着。




こちらでは、石段の下からしか写真を撮ることが出来ません。
本当の聖域なので、心を決めてお参りしました。


石段の上の鳥居の真ん中、光が差して、鳥居が一部見えなくなっています。
この日は本当に雨がよく降っていたのですが、場のエネルギーが強いためか
何を撮っても、空気が光を孕んでいるように写りました。


御正宮のエネルギーは、本当に凄かったです。
参拝中も言葉にならず・・・ただただ、自分自身が真っ白になっていく感覚と、感謝の気持ちだけ。
感動して、涙がこぼれました。



その後、天照大神の荒御魂をお祀りする「荒祭宮(あらまつりのみや)」へ。



ここでは、個人的なお願い事が出来ます。
外宮の「多賀宮」と同様に、神のもう1つの側面、荒ぶる姿がお祀りされています。



荒祭宮を参拝した後、参道を少し歩いたところで、何人か人が集まっていました。


みんなが見ている先を見ると、何と、野生の鹿が3頭!
親子でお散歩中のようで、しばらくウロウロして去っていきました。
鹿も神のお使いだと言われることがあります。神宮でも、出会うことは珍しいそうです。


お札やお守りを受ける神楽殿近くでは、ニワトリ(神鶏)が放し飼いに。。。



高貴な血筋なのか、おっとりとしていて品が良い・・・(笑)
側に寄っても全く動じることなく、堂々としていました。


庭園では、美しい寒梅も見られました。鮮やかなピンク色が、一際目立っていました。





最後に参拝したのが、「大山祗神社(おおやまつみじんじゃ)」
山の守り神をお祀りする神社です。



奥の方にひっそりとあって、独特な雰囲気でした。
本当に入っていいの?・・・と思わせるような、少し近寄りがたい感じもありました。


この神社のすぐ手前に、木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をお祀りする
「子安神社」があります。


あまりに小じんまりとしていて
また奉納されたたくさんの鳥居に覆われていたので、神社に見えず・・・(笑)
すっかり参拝し忘れました。縁結びや子授け、安産の信仰があるそうです。



こうして、2日間のお伊勢参りが終わりました。


今思い返してみても、特別な旅でした。自分の中で、まだ説明がつかないのです。
とても深いところから浄化され、癒されました。
でもそれは、普段エネルギーワークでやっていることとは、全く違います。


伊勢で起こったことは、日本人としてのルーツを癒す・・・ということだったのかもしれません。
これは、私個人だけの癒しではなく、日本全体を癒す、歴史的な浄化にも繋がります。


私たちは、集合無意識の部分では、みんな繋がっています。
様々な繋がりがある中で、今危機にある日本を何とかして癒そうとする人たちが
伊勢にやって来るのかもしれません。


あの荘厳で静謐なエネルギーの中にいると、自分の事だけ願うことは自然と出来なくなる。
もっと謙虚な気持ちになるし、もっと世の中に貢献したいと思うようになる。
小さな祈りが少しづつ全体に広がっていけば、世界が変わるかもしれない・・・
そんな事を思いました。



できれば、伊勢神宮には、これから毎年お参りに行きたいと思います。


平成25年には、式年遷宮があります。20年に1度の、天照大神のお引っ越しです。
これから、ますます参拝者が増えるでしょう。


興味のある方は、ぜひお伊勢参りに行ってみてくださいね。
お伊勢さんのパワーは、体験しないと分からない。本当に素晴らしい聖域です☆




◆Hiroのホームページ「Creation」◆  http://homepage3.nifty.com/creation



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