ヒロログ☆ ~クリエイション・Hiroのスピリチュアルブログ~

東京品川にてスピリチュアルサロン&スクール「Creation」を主宰するHiroの徒然ブログです。

スポーツマンシップに栄光あれ☆

2010-03-02 02:53:45 | 思ったこと&感じたこと


書こうかどうしようか迷ったけれど、私も昔はダンサーとして活動していたので
表現力や技術について思うところがあります。
あくまでも主観ですが、思ったことを率直に書きたいと思います。


五輪での、フィギュア女子シングルについて。


ものすごく騒がれていたので、少し落ち着いてから、フリーの演技を見ました。
2人の演技を、公正に、冷静な気持ちで見るようにしました。


見終わって・・・とても、あれだけの点差が開くものとは、正直思えませんでした。


不透明な加点・減点の制度については、抗議の声が殺到したのか、今後見直しが行われるとか。
でも、数年前から、おかしいことは分かっていたはず・・・
もし噂が本当だとしたら、努力を重ねてきた選手たちが一番報われないです。


キム・ヨナ選手の演技は、確かに柔らかく美しかった。
でも、男子にも匹敵する高得点や、ライサチェックの2倍近い加点をもらえる程とは思えないです。
ジャンプを完璧に行うことだけを重視して、他は力を抜いて
手の動きで流しているようにも見えました。昔の演技の方が良かったです。


真央ちゃんは、あれほどの素晴らしいトリプルアクセルを2度飛んでも
ほとんど加点をもらえなかった。。。


私には、真央ちゃんの表現力が劣っているようにも思えなかったです。
表現の種類が違うということ。柔らかさだけが表現じゃない、力強さも表現です。
絵画に、ルノワールもあれば、ピカソもあるのと同じように。


こんな採点制度になったのは、なぜなのか?何のためなのか?


世界中の過去のメダリスト達も、異常な高得点に、理解できないとコメントを出していますね。
一般の方でも、制度改正を求める抗議文を書いて、ISCに送ったりしているようです。


ジャッジが信頼できないのなら、ただひたすら
自分の望む最高地点を目指して、思う存分楽しむだけだと思います。
それとも、もう五輪種目からフィギュアを外してしまうか・・・


真央ちゃんは、これから、スケート以外にもたくさんの経験をして
精神的にも肉体的にも、大人の女性になっていくでしょう。
次の五輪では、もう今のようなジャンプは飛べないかもしれない。
けれど、人間性の深まりとともに、演技にも深みが増していくのだと思います。


フリーでミスをしてしまった後、必死にストレートラインステップを踏む真央ちゃんは
今までに見たことのない真央ちゃんでした。
般若のような形相とでもいうのか・・・凄まじい気迫でした。


でも、それほどの強い感情を経験できたことこそ、この五輪での最大の収穫なのかもしれません。
自分でも知らなかった内側の強烈な感情に出会い、また自分を深く知っていく。
自分をよく知ってこそ、最大限の力が出し切れるのです。


真央ちゃんは最強のアスリート、歴史に残る選手だと思います。
4年後が楽しみです。




◆Hiroのホームページ「Creation」◆  http://homepage3.nifty.com/creation



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