源氏香図編 すずむし

    あやまちをおかして出家した私。 季節の秋も、あなたが私を嫌うのも、哀しいこととを知りながら、 鈴虫の声にだけはひかれるの。   （尼になった女三ノ宮が光源氏に贈った歌） 

 

 

鈴虫　　（源氏50歳夏から秋）

夏、出家した女三宮の持仏開眼供養が行われる。

秋、その御殿の庭に鈴虫を放って、源氏らが宴を行う。

その夜、秋好中宮が死霊となって苦しむ母六条御息所の慰霊のため出家したいと源氏にうちあけるが、源氏はこれを諌める。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

 

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