私が何事も自分ファーストで生きて行こうと思ったのは山を始めてからだ。
人に気を遣い、顔色を伺い、言葉を選び、空気を読みながら生きてきて…疲れてしまったから。
他人は私が疲弊してても気がつかないし、気遣ってくれない。私がそう見えないように振舞っていたから。
もっと自分にも人にもわかりやすく生きて行こうと決めて実行している。
だから、言いたい事も言うしワガママも要求も言えるようになった。
特に山という特殊な環境では苦しい、ツライ、出来ない、出来るをハッキリ意思表示しなければ死もあり得るから。
トライ&エラーはあっていい。関わる人に自分をわかりやすくしておくことは、おそらくサービスなのだろうと思う。自己主張というのはしていい。
だから私は、なんでもいいやどちらでもいいは言わない。時としてグレーでいることも必要かもしれないけど、そんな場面は人生においてほとんどない。
自分をいちばん大事に。自分がちゃんとしていれば人に対して、今まで以上にいい対応が出て、いい反応が返ってくることを覚えた。
これからも私は、私を喜ばせるために時間とお金を使い自分ファーストで生きていく。