先週2日間ですが、石巻市へ千教組から派遣されて、ボランティア活動に参加してきました。小学校の補習授業のお手伝いとプール指導の監視員という内容です。久々に子ども達と触れ合うことができ、ボランティアに行ったはずなのですが、子どもたちの屈託のない笑顔に癒されボランティアをしてもらったような気持ちになりました。写真は校内に設置されている市内の中学校仮設校舎です。小学校の校庭に間借りしている状況です。
震災の話をあまりする時間がありませんでしたが、受け入れ先の子ども達は、ほんとうに素直で純朴な子が多かったです。機会があればまた参加したいと思う活動でした。
夕方の空いた時間に、同じ石巻市内にある大川小学校跡地へ慰霊に向かいました。2011年3月11日の様子が生々しく今もその姿をとどめています。ここで、児童108名中74名が死亡し、教職員も13名中、11名が校内におり、10名が亡くなりました。このような悲劇を二度と生むまいと、いつもこの地に降り立つたびに、身の引き締まる思いがします。合掌
また、女川町のビルの倒壊現場も残っていたので、見てきました。ほとんどの瓦礫は撤去され、横倒しとなったビルがいくつか残されていました。津波の脅威を思い知らされました。
来月はいよいよ、南三陸町へ千教組北西4支部合同で震災復興ボランティアに向かいます。大川小学校へも立ち寄ります。まだ枠は空いておりますので、気になる方は千教組東葛支部までお問い合わせください。