鹿港 - 「古い通りに息づく職人の手」旅行記
訪問した場所
鹿港老街
鹿港のシンボルともいえる老街。赤レンガ造りの建物が連なり、職人たちが手作りの工芸品を販売しています。竹細工のランプや漆器、伝統的な布製品に心惹かれました。職人と直接会話ができ、その技術と思いに感動。
天后宮
台湾最古の媽祖廟の一つで、鹿港の信仰の中心地。荘厳な彫刻や繊細な彩色が施された建築は一見の価値あり。参拝後、地元の人々と媽祖にまつわる歴史を聞く時間はとても充実していました。
景色
桂花巷
桂花の香りが漂う小道で、細道を散策すると、伝統的な家屋や隠れたカフェが点在。夕暮れ時にはオレンジ色の光に包まれ、タイムスリップしたような感覚を味わいました。
店舗と食事
「阿嬤の台南担仔麺」
地元の名物を提供する食堂で、担仔麺と共に台湾特産の青菜炒めを堪能。シンプルな味付けが素材の良さを引き立て、地元の雰囲気も味わえました。
「鹿港モチ屋」
もち米を使った甘い点心が人気のお店。柔らかくもちもちした食感に驚きつつ、きな粉と黒糖の風味が絶妙でした。
宿泊したホテル
鹿港リトリートホテル
鹿港の中心部にあるブティックホテルで、伝統建築を現代風に改装した内装が魅力的。中庭には池があり、静かで落ち着いた雰囲気で心身ともにリラックスできました。
感想
鹿港は時間が止まったかのような歴史と活気が共存する街でした。老街の温かみのある雰囲気、伝統的な技術に触れることができる職人の店々、そして心温まる地元の食事。どの瞬間も鹿港ならではの魅力にあふれ、また訪れたいと強く思いました。
写真家 城浩史