序2

そうそう。この前大手掲示板で書かれていた自称未来人。
あれは楽しませてもらった。
ただ、中には覚醒して、現在の自分の思考と
本当の未来の誰かの思考が繋がり
見えてしまうことがあるのだ。
今回の未来人ももしかしたらと思ったのだが…
…もしかしたら同胞が対応したのかもしれない。

要は、第三次世界大戦、地球外生物、タイムマシン、
そういう話はまだSFの中の話だけにしておいてほしいのです。
技術の進化が早いと、先の大戦と同じことを人間は繰り返すのだからね。

未来人の話は置いておいて、
医学の進歩は科学の進歩より
めまぐるしい。

万能細胞が見つかってから、
おそらく皆もびっくりするほどのことが
これからも起こってくるだろう。

そして、あまりにも進化が早いので、
私がこれから行う仕事についてすこしだけメモしておこう。
これも私が生きたあかしか…
私も記憶を操作されなければ良いのだが…

序①

一

私のいる機関はネット上でのゴシップネタから、本来世間の人が知ってはいけないことが
記載しているかを見てそれを消火・沈下・消すと言う作業を行っている。

まぁ世間一般に書かれている大手掲示板はほとんどが嘘・噂が多いのだがね。
中にはこれ以上話が中に入ってくると政治的に危険なことや、
まだ世間は知ってはいけないことがたまにあがってくる。

掲示版だけの書込みであれば、簡単に消すことは出来るのだが、
中にはそれを信じ探ろうとするやからが出ててくるのだ。
そうなった場合は、記憶を消す作業に入るのです。
多分、当人はわからないはず、いつ・どこで・どのように…
時間も一度止めてからその記憶だけをピーポイントに消していくのだから。
当然私が所属する期間は公ではない。そういう公で無い期間に所属できる人も
戸籍が無かったり、ある種の特異技能を身に着けている・・・いや
そう育てられたのかな。そういう機関がこの日本にもあると言うことだ。