おぉ〜流石、世界遺産となると扱いが変わる?綺麗な公園のように整備されている。まずはガイダンスセンターでお勉強だ。綺麗でわかりやすく展示されていて歴史好きにはたまらない。でも、この韮山反射炉って地味な遺産とも言えるので↓あとでおさらいしよう。
まずは、ファミリー全員で記念撮影だ・・・あれっ何だかトレードマークの煙突少なくない?
そうだよ、裏にまわっていくとちゃんとWの煙突がちゃんと見えてきた。なんでこちら側にシャッターポイント持ってこないのかね?やっぱり韮山反射炉といえばこの眺望だろう?
ここで↓の公式YouTubeで反射炉の勉強をしておこう!
史跡韮山反射炉
わかりましたか?黒船来航の4年後の1857年(安政4年)に完成した鋳鉄を溶解し大砲をつくった当時の最先端システムなのだ。日本に現存する近世の反射炉は、ここと萩反射炉のみで、萩は実質実験炉だったため、実際に大砲を鋳造した実用炉としては国内のみならず世界でも唯一現存するものらしい。
石炭で熱し鉄を溶解した炉体の形状が丸くなっていて熱を反射させて一点集中的に熱することから反射炉というらしい。
そして、この右側の穴が石炭を投入する穴、左側の穴が鋳物を投入する穴だ。ものすごい炎と熱だったんだろうね。燃えてるところ見たかったほどだ。
今は砂利になっているスペースが、当時は深いスペースが確保されていて、縦に大砲の鋳型はセットし、出湯口から溶解した鉄が鋳型に流れ出てくるというシステムだったらしい。
そのあと、隣に流れる小川の力を借りて、水力で鉄の塊に銃口となる穴を開けていったのだそうだ。そして、こんなすごい大砲を造り上げていったんだね。すごい技術だ。
ちなみに煙突の焦茶のフレームは現存維持のため、補強されているフレーム。世界的にもここだけと言われるほどの貴重な遺構を町ぐるみで保存してきたその努力が世界遺産という形で認められたんだもんね。素晴らしいことだ。
ここで製造された大砲が東京湾のお台場などに送られていったのだろう。もっと近くでできなかったのかね?こんな伊豆の山奥でなくても・・・・?
とりあえず、近代日本の産業革命の勉強となりました。たまにはこういうのもいいものだ。さて、お次は沼津港へ移動しよう!
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