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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「卒業」東野圭吾

1986年初版の東野氏デビュー2作目の「卒業」を手にした。江戸川乱歩賞受賞したデビュー作「放課後」につづく作品のためかなり力は入っている。
放課後に続きかなり重い。学生最後の年におこる連続密室殺人事件だが、荒々しいが将来直木賞作家となる雰囲気は十分感じる。そして今後敏腕刑事としてシリーズ化される加賀刑事が学生として登場する記念すべき作品でもある。これだけでも東野ファンであれば読む価値ありかも?
茶道が重要な鍵を握るため、途中かなり茶道の説明が入ってくるため、茶道など全く興味のない自分には中だるみが生じたが、全体的に見て中々のものだ。デビュー2作目ということで、かなり強引&無理矢理という箇所も目につくが、最近東野作品読み始めた方には、この当時の初期作品読み直すのも良いのでは?

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