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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「幻庵」百田尚樹!

いやぁ〜ホント久しぶりに読み終えた〜。ようやく今年の1冊目。今まで何してたんだろう?ホントさぼったものだ。そんなお久しぶりの1冊は毎度お騒がせの百田尚樹氏の「幻庵」だ。いやぁ〜上下巻あわせて約800頁以上の大作。読破までホント長〜く感じた。

ざっくり言うと、江戸末期の伝説的な棋士の生涯の話だ。先に言っておくが、自分は将棋はさせるが、囲碁は大まかなツールはしっているもののさした経験はない。だから囲碁のことはほとんど知らないと言ってもいい。でも、この作品は囲碁のことを知らなくても全然平気だ(もちろん、知っている方が面白さは倍増だろうが)。でも、囲碁の世界ってあまり知られていないよね?将棋はより一般的だし、話題にもなりやすい。今年国民栄誉賞をW受賞となった将棋の羽生善治氏と囲碁の井山裕太氏。羽生さんがもちろんよく知っているが、井山さん???って感じで囲碁界の認知度はイマイチだ。

そんな江戸時代の囲碁界は命をかけての凄まじい名人への闘いが繰り返されていた。それはまさに武士の斬り合いとも言えるような迫力で本編で紹介されていく。昔は華道や茶道のように囲碁の家元が存在していたことなど知らないことばかりで意外と面白い。但し、わかっている方にはたまらないんだろうが、こんな大作なのに少々囲碁のシーン解説が飽きる程長めで展開する。確かにノンフィクションなので仕方ないのかもしれないが・・・。

まぁ〜上記もしたが身近でない囲碁の世界を知るという意味では面白い作品だった。百田氏は以前も「黄金のバンタムを破った男」でボクシング世界を同じように紹介してくれたが、その囲碁版って感じなので読まれた方なら何となく雰囲気わかってくれるはずだ。たまにはこんな作品もいいものだ。

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