

早速、六番湯「目洗い湯」から再スタートだ。その名の通り眼病に効くらしい。更に、肌がツルツルになる美人湯としても知られているとのこと。う〜ん、老眼にも効くかなぁ〜?よく眼洗っておこうっと。


七番湯「七操の湯」へ。ここは単独泉。だから他よりも確かにぬるめで違うのがわかる。外傷に効くそうで、7回入れば完治すると言われていることから七操の湯と言われているらしい。黒い湯の花とのことだったが、確かに細かいのあったけど、湯の花か?ゴミか?よくわからん。


八番湯「神明滝の湯」。裏山の神明山が源泉で昔は滝のように流れ落ちる打たせ湯だったとのこと。自分には残念ながら関係ないが婦人病に効くらしい。入るだけで子宝に恵まれる?そんな温泉あるんだねぇ〜。


いよいよ、ラストスパート!九外湯めぐりのラストは九番湯「大湯」だ。この湯だけ唯一昼のみ一般の方も日帰り湯として利用可能だ。9つ一気に回ったが、ここだけが唯一の茶色の濁り湯。雰囲気抜群だ。おぉ〜すごい鉄分。横には天然湯気を利用した檜の蒸し風呂もあって楽しい。万病に効くとのこと。さすが、渋温泉を代表る名湯だ。


いやぁ〜酒の量抑えたとは言え、飲んだ後の4連チャンの湯めぐりだったために、もう〜のぼせたぁ〜。キツイ。それでも、無事九外湯巡りコンプリート!こんな親父だが、やはりスタンプ揃うとちょっと嬉しいものだ。来月になればもっと気温も上がってきて温泉街めぐりも楽しいんだろうけどねぇ〜。だって、昔ながらの射的店などあって楽しそうなんだよねぇ〜。何より雰囲気がいい。

流石に3月は氷点下となり寒いけど、とりあえず前記もしたが浴衣&羽織&足袋でなんとかまわれる。やはり私服じゃ〜温泉気分イマイチになっちゅうもんね。いやぁ〜何度見上げても金具屋さんの斉月楼の姿素晴らしいねぇ〜。ちなみに我が家は正面向かって左側の3Fの角部屋だ。


約50分ほどかけて外湯めぐりから帰宿。ちなみに金具屋さんの夜間の出入りは玄関中央の小さなくぐり戸のみ。思わず頭をぶつけそうになる。特に酔っ払いには危険だ。部屋に戻ると外はライトアップのためこんな風に明るい。でも、明るすぎる訳でもなく、よほど早寝の方以外は邪魔にならないのでは?ちなみにライトアップは21時半まで。


九外湯めぐりコンプリートをファミリーにちょっと自慢・・・誰も興味持ってくれないけど?ところが、9つ揃ったスタンプはいいのだが、ど真ん中にスタンプがない。高薬師?なんだぁ〜?ここにもスタンプいるような気がする?明日フロントで聞いてみようっと。


今宵は忙しい!休む暇なくまだ温泉巡りは続くのだ。だって、まだ名湯と言われるここ金具屋さんの温泉に全く入っていない。少し休んで再び温泉へ。ここ金具屋さんには4つの源泉(2つはほぼ同じ場所のため実質3つ)があり、2つの源泉の違う大浴場、1つの露天風呂、そして5つの無料貸切温泉の計8つのお風呂がある。なので金具屋八湯巡りと言うのだとか・・・?


まずは、0時で男女入れ替わる大浴場「鎌倉風呂」へ。源頼朝の伝説にあやかった瓢箪型のお風呂は雰囲気素晴らしい。何よりも大湯と同じくすごい鉄分の香り。でも、湯色は茶ではなくやや白茶濁り。もちろん源泉掛け流し!う〜ん、たまらないね。夜だから少し茶色っぽく見えるのかも?何より大浴場全体の雰囲気がいいよ。気に入ったねぇ〜。


さて、続いては温泉宿といえばやはり露天風呂だろう。鉄骨の神明館の屋上に「龍瑞露天風呂」があるらしい。階段が随所にあるので湯あたり&酔っ払いにはきつい。なるほど、至ってシンプルでありがちな露天風呂だ。だけど、ここの湯はすごくツルツルになるまさに美人の湯だ。うたい文句だけの温泉も多い中、ここはあまり強調していないにも関わらず素晴らしい美人湯だ。


ここからは、金具屋の無料貸切風呂めぐりだ。内鍵がかかっているか?ノブを回して使用中か確認するだけの至ってシンプルなシステムだ。まずは、2Fの「子安の湯」からスタート!湯縁は木製なのがいいねっ。2人サイズだ。


続いてはうちの部屋から1番遠い「岩窟の湯」へ。ようやくたどり着いたっという感じ。戦後まもなく山の斜面を掘って作った岩窟の湯。壁面から天井にかけての洞窟は全て天然の岩が積み上げられています。貸切風呂でも人気のお風呂だそうだが、えらく狭〜い。他の貸切風呂は露天風呂と同じ源泉だが、ここの湯だけ少し配合が違うとのこと。よって、日によって少し湯の肌さわりが違ってくるのそうだ・・・全然気づかなかった〜。



再び戻ってきて今度は4Fの「美砂の湯」へ。サワラなど木曽の銘木を使ってつくられた円形のお風呂だ。個人的には5つの貸切風呂の中では1番好きな風呂だ。やはり丸くて木製っていうのが個人的にツボだ。あのちょっとした枕木がいいんだよねぇ〜。もちろん、素晴らしい美人の湯だ。


5つの貸切風呂の中で、ダントツで1番利用率が高く入れなかったのが鎌倉風呂の隣の「斎月の湯」。昨年2018年に全面改装されたばかりという人気湯。まるで浮世絵の中にハマったような全面タイル風呂だ。そして、ここは家族風呂の中でダントツで広い。ファミリー4人でも十二分だもんね。



灯台に、富士山、海、松、そして船形風呂・・・繰り返すが富士山と三保の松原を模したような浮世絵の世界だよね。他の風呂とは雰囲気が一線を画しており面白い。ここ金具屋の大浴場は昔ながらのスタイルを通していて、シャワーや洗い場、パウダールーム等がほぼない。っということで、身体や髪洗うのは基本貸切風呂でとなるので、1番広いこの貸切風呂は特にファミリー層には人気になるはずだ。

ちなみに女性用の露天風呂には、朝方に猿が出ることが多いとか?その場合の対策として・・・なんなの?サルオドンなるマシンガンっぽい撃退アイテムが準備されている。更に、亀の甲らの盾?これでどう野生の猿の威嚇を封じろっていうの?実際に使えるかは別にこの冗談半分の備えも笑えて面白い。しかし、亀の甲羅はないだろう・・・うける。


とにかくここ金具屋さんの館内は複雑で、ちょっとした迷路のよう。1Fに行くには必ず昔風の急階段つかわないといけないし、何棟もあるのにエレベータは唯一鉄筋の棟に1つしかない。だから何度も階段を上がり下がりするのでフラフラだ。脚の不自由な方は満喫はできないかも?繰り返すが館内はほんと複雑。うちの部屋の前も木造の斉月楼と鉄骨製とで微妙に分けられている。しかし木造の斉月楼はミシミシと軋む音が微妙に煩い。もぉ〜温泉まんじゅう食っちゃうぞぉ〜。
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