サントーニはマッケイ製法を基本として、靴にあわせて製法をかえるという器用な上、それだけの技術力を兼ね備えている。
特にサントーニのマッケイ製法はサントーニブレークと呼ばれ特別な履き心地を産み出すことで知られている。とにかく柔らかいのひと言だ。
サントーニのもう1つの特長でもあるのがハンドペイント。妖艶なカラーリングというか?まさに手塗りの素晴らしさは一目瞭然。ホントはブラウン系の靴を探していたのだが、この靴の最近流行のロングノーズデザインに惚れ込んでしまい思わず衝動買い!!あぁ~色物は次回までお預けだ。しかし、単なる定番の黒革靴だがイタものはちょっと違いますよねぇ~。
更に自分的には珍しく外羽根式を選択。外羽式とは甲より前の部分に、鳩目の部分が乗っかっている状態の紐靴を言う。ちなみに先のC&Jやカルミナ、アレンの靴はどちらも内羽式だ。外羽でありながらこれだけエレガントにつくり込むってのは流石サントーニだ。
しかし、サントーニ最近人気急上昇にあわせて価格も急騰?輸入元が変わったせいだとか?
2014年の人気深夜番組「俺のダンディズム」でジョンロブ、オールデンとあわせて究極の3足として紹介されたことも影響しているのかな?しかし、繰り返すが、エレガントな細身ラインだよねぇ~。ところが実際はFウィッズでやや太め&大きめ。だから履き易い。今後ピカピカの「ハイシャイン(鏡面仕上げ)」に仕上げてよりエレガントな逸品にさせてみたいものだ。個人的にはやはりイタもん好きだなぁ~。文句なくかっこいい!