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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「死神の精度」 伊坂幸太郎

日本推理作家協会賞短編部門を受賞した幸太郎氏の「死神の精度」。
ストーリーが軽くて、テンポが良くて面白い。
死神が死の7日前に、その人間の死が「可か否か?」を確認しにくるという短編6作品だ。同じ死神が登場するので物語性があって、短編集ではあるが読み応えがある。コーヒー片手に雑誌がわりに読むのに丁度良い。
個人的には、最後の「死神対老女」が全てを総括するようですごく好きだ。短編集ということで、うっかりしていた。流石幸太郎氏だ、実に上手い締めくくりだ。こうきたかぁ~。今回も実にやられたぁ~。
実は、あまり期待していなかった作品(この表題かなぁ~あまり面白そうじゃなかった)だっただけに良い意味で期待を裏切ってくれた。ベットサイドで読んでいたので短編っていい具合で良い。

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