「シーソーモンスター」 伊坂 幸太郎！

2019年4月発刊の伊坂幸太郎氏の「シーソーモンスター」！
各々の200頁前後の2部構成。1部の「シーソーモンスター」は個人的には以前TVドラマにあった綾瀬はるかちゃんの「奥様は取り扱い注意」をイメージしちゃったけど？この手の軽いストーリーは嫌いじゃない。実は、おぉっこれっデビュー時とまではいかないが結構面白いかもっと、読み進めていくうちドンドン期待感アップ！

2部の「スピンモンスター」も出だしまずまず、そして意外な仕掛けも用意しされていて中々上手い！ところが1部と2部の時代設定がバブル期の1980年代？っと近未来の2050年くらい？う〜ん、ちょっと近未来の方が全く現実感伝わってこない？流れはゴールデンランバーのような勢いもあって楽しかったが、個人的には、なんだか最後結局何が言いたかったの？っとがっかり・・・う〜ん、微妙な評価。トータル的にはまずまずって感じかな？

だって、海と山と仲介って結局どうなの？破壊する必要性って？最後に何もかもが中途半端に終わっちゃったって気がしてならない。惜しいね。