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信州・渋温泉ファミリー旅行!その⑥ スノーモンキーの地獄谷野猿公苑へ!

渋温泉を9時すぎに出発し、志賀高原方面へ10分ほど走ったところが、今や世界的にも有名な観光スポットとなっている地獄谷野猿公苑の駐車場だ。おいおい、すでに観光客も大勢来ているようだし、不思議なことに外人さんたちがいっぱいだ。世界でここだけと言われる雪積もる温泉に入る野生の猿たちのことご存知だろうか?


冬季は最寄りの駐車場が通行止めのため封鎖されているので、約1.6km、25分の山道を歩くしかアクセス方法がない。真冬はスノーブーツなどがないと無理なほどのコースだ。今日も下は思いっきり凍っていて歩きにくい。こういうのって大概長めに言われていること多いので、今回も実際は15分ほどのコースでは?っと勝手に想像していたが、おいおいガチの30分コースだよ。更に、ようやく到着したかな?っと思ったら今度は急階段・・・う〜ん、正直言って遠い。


ようやく地獄谷野猿公苑に到着。料金ゲートくぐって進むと、おいおい、いきなり可愛い野猿の子供達がじゃれあって遊んでいる。おぉ〜可愛い。ここは地獄谷野猿公苑と命名されているが、決して檻や柵のある動物園や保護区になっている訳ではなく、眼の前で動き回っている猿たちは正真正銘の野生の猿たちだ。


橋を渡ると、待ってました有名な地獄谷温泉の猿の湯だ。おぉ〜すごい人だかり。一体平日の朝というのに何人の方が訪れているんだぁ〜?そのうち3割強が外国の方々だ。だって、世界的にもスノーモンキーと呼ばれ超有名なんだもんね。だからアジア系も多いけど、白人の観光客の多いこと。正直ここまでとは予想していなかったのでびっくり!


また、猿の数も想像を上回る。一体何等いるんだ?まるで動物園の猿山の中に降り立たったような感じだ。人間を怖がることもなく、走り回っている。しかし、猿山もそうだが、猿たちの動きってずーっと見ていても全然見飽きないから、ホント不思議だ。


ところが、肝心の温泉に入っている猿が1頭もいない。今朝も寒いとは言え、雪が降っている訳でもなく。もちろん、猿たちも暖かくなってくると温泉に入ることはなくなるらしい。実はちょっと心配してはいたんだけど、昨日と今日は氷点下予報だったので期待して来たんだけどなぁ〜。


約1時間ほど猿たちを眺めていたが(ホントいつまででも見ていられるほど飽きないよね)、どうしても猿たちは温泉に入ってくれない。多くの方が諦めて帰ってしまっている。これだけの数の猿いるのに・・・1頭くらいしっかり忖度してくれよぉ〜。


我々ももう〜帰ろうっと諦めかけたところで、ふっと1頭の猿が何気なく温泉の真ん中の石に飛び移り、温泉を一生懸命飲み始めた。実は、多くの猿が温まるからか?温泉飲んでいるので決して珍しいことではないが、温泉の真ん中の石まで行ったのは初めて・・・一斉に多くの方が温泉を囲み、カメラを構える。あまりの大勢の機体に圧倒されたのか?ついにその時がきた〜!静かに入水。その時、もう拍手喝采!大フィバー状態だ。


この猿はよくわかっているようで、静かに眼をつぶりしっかりと温泉を嗜むみ始めた。うん、ホント期待に応えてくれるねぇ〜偉いぞ。この気持ち良さそうな顔がいいよねぇ〜。やはり雪景色の方が趣きあっていいだけどねぇ〜。贅沢は言ってられない。ホント気を利かせてくれた猿に感謝だ。


あまり騒ぐので、うるせいなぁ〜っとばかりあっという間に入浴タイム終了。まぁ〜あっという間だったが、何はともあれ世界で唯一の温泉に入る猿の姿を見せてくれたのだ。わざわざ来た甲斐があったというものだ。本来はあと半月早いと雪と温泉と猿という有名なシーンに出会えたのだろうが、雪の中この距離歩いてくるのはキツすぎるもんねぇ〜。うん、よしっとしておこう。

これにて満足して帰ることに。帰りに国の天然記念物に指定されている「渋の地獄谷噴泉をちょっとだけ見学。おぉ〜勢いよく噴いてる噴いてる。すごい迫力だ。でも、噴泉よりすごいのが綺麗な氷柱!最近名古屋ではこんな氷柱見なくなったもんねぇ〜。


おいおい、もう高校生になるという姉妹が食いついた。早速1本ずつカットしてご機嫌な2人。小学生ならばわかるけど、高校生が氷柱の武器というのもないだろう?まぁ〜2人はご機嫌だからほっとくけどね。これにてスノーモンキー見学終了。さて、お次は小布施散策へ。

← 信州・渋温泉ファミリー旅行!その⑤ おぉ〜浪漫風呂最高!
州・渋温泉ファミリー旅行!その⑦ 北斎と栗のまち「小布施」散策へ! →


* 地獄谷野猿公苑のHPへ!
* 渋温泉の観光サイトへ

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