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信州・渋温泉ファミリー旅行!その⑦ 北斎と栗のまち「小布施」散策へ!


地獄谷野猿公苑から車で約1時間弱ほどで、小布施へ到着。実は2日目の予定はスノーモンキー以外は特に決めていなかった。なので、そう言えば小布施って結構観光地だったよな?っという何となく?っと言う雰囲気だけで立ち寄ることに。戸隠は寒いだろうし、安曇野も数年前しっかりと観光したし・・・さて、小布施とはどんなところなんだろう?まずは、小さい街だが綺麗に観光地化されており第一印象はすごくいい。調べてみるとここ小布施は「北斎と栗と花のまち」らしい。流石にこの時期は花は早すぎるので、1番の観光名所とも言える「北斎館」へ。


もちろんあの浮世絵の葛飾北斎のことだ。80歳過ぎの晩年に小布施の豪農商の高井鴻山の招きにより過ごしたらしい。そこで地元の東町と上町の2つの祭屋台の天井絵を描き残したのだ。この2基は芸術的にも傑作とのことで必見ものだそうだ。ところが、北斎館は本日展示切り替え作業中ということで数ある展示作品のほとんどが見れないとのこと。折角来たけどそれでは・・・っと思ったが上記の2基の祭屋台は見れるとのことなので、迷った末に入館。撮影不可なので残念だが、それは見事な天井絵だった。これは確かに一見の価値ありだね。

時間はもう13時近く。ランチタイムにしよう!ググってみると、やはり栗のまちと言われるだけに「栗おこわ」が名物のようだ。ならばっと1番人気と言われている店「泉石亭」へ。迷わず人気の「栗おこわ御膳」をチョイスだ。


この御前には待ってました信州蕎麦がついてくる。蕎麦好きにとっては長野に来たらやはり連チャンでも蕎麦食いたいものだ。とにかく地元の手打ち蕎麦はハズレなしと言ってもいいほど美味いからね。特に今日は気温が上がり15℃近くにもなっているのでポカポカ春の陽気。だからざる蕎麦がホントぴったりだ。う〜ん、喉越し最高!



更に、豚角煮、豚汁とボリュームも満点。もちろん、小布施名物の栗おこわも美味いぞぉ〜。どれもすごく美味いんだけど、特にこのデカイ栗の甘〜いこと!びっくりだ。なるほど、流石名物と言ってもいいね。我々的には栗といえば、岐阜県の中津川や恵那が知られているが、なるほど小布施も負けていない。とにかく甘いのだ。美味い!


有名な祭屋台は見れたものの思いっきり期待を裏切られた北斎館。ならば、その北斎をここ小布施に招いた高井鴻山記念館に立ち寄ることに。そうだ鴻山に責任取ってもらうことにしよう。鴻山は幕末維新の激動期を生き抜いた豪農商だが、江戸や京での遊学の際に、多くの思想家たちと交流を深めたらしい。自らも絵を嗜み鴻山の妖怪画は評価高いらしい。

高井鴻山の書斎「悠然楼」、文庫蔵は中を見学できる。2Fの奥間には鴻山愛用の火鉢が展示されており、あの佐久間象山とは極めて交情が暑く度々この火鉢を挟んで激論をかわしていたらしい。象山とどんな未来像を語り合ったのでしょうねぇ〜。入り口の蔵があの北斎の祭屋台が保管されていた蔵だそうだ。


続いては、かみさん&娘たちにおつきあい・・・ただ後ろをついていくと何やらえらく豪勢な門をくぐっていくけど・・・何なの、ここは?何だか高級料亭のような佇まいだけど?ここ小布施は繰り返すが、栗の名所ということで栗スイーツも人気なのだそうだ。そこでたどり着いたのが、栗菓子の老舗店「小布施堂が、本宅の蔵を改装しオープンした「モンブラン朱雀」専門店のカフェ「小布施堂 えんとつ」だ。

小布施堂の名前を全国区にしたのが「究極の栗スイーツ」と称される「栗の点心 朱雀」!でも、これは毎年9〜10月限定で、それも早朝から整理券求めて並ばないと食せない。プレミアムスイーツとのこと。でも期間外でも大丈夫、通期販売されている「モンブラン朱雀」があるからだ。おぉ〜なるほど甘さ控え目の和栗ペースト美味い!中には和栗1個とナッツのアイスクリームが入っていて絶妙だ。


かみさんも娘たちも美味しい!!っと超ご機嫌。そりゃ〜そうだろう、これドリンクとのセットで1,500円。4人分で6,000円。えぇ〜スイーツでこの金額ってどうなのよぉ〜?美味さが急に覚めていっちゃったような?はっきり言うよ、高過ぎだ。あぁ〜びっくりした。これにて小布施を発って長野ICを目指す。


長野IC乗る前に1箇所お立ち寄り。もう〜何十年ぶりだろうか?歴史好きの少年だった自分が小学生の時に訪れたのが、長野IC手前の「川中島古戦場」だ。皆さん、ご存知川中島の合戦は武田信玄上杉謙信が雌雄を決した大戦で、戦国時代では関ヶ原の合戦に次ぐ最大級の戦と言われている。


中でも最大の合戦となった第四次合戦の1561年10月28日、崩れかかった信玄本陣を単騎急襲した謙信が切りつけ、信玄が軍配で謙信の太刀を受けたと言われる伝説の地である。その勇ましいシーンが銅像となって再現されている。ズバリ敵に塩を送ることで知られる情の人で知られる上杉謙信の大ファンの自分にとって、この時に信玄の首をあげていたら、歴史は大きく変わっていたかもなぁ〜なんと想像してみるのも楽しい。


三太刀七太刀の跡」は謙信が信玄を急襲したその場ということだ。惜しかったなぁ〜。458年前にここ川中島の八幡原に両雄約3.3万人が対峙したんだから、すごい光景だったろうね。歴史好きにはホントたまらない。
これにて今回の信州旅行の予定すべて完了。あとは高速道路ひたすら安全に走って帰るだけだ。さて、自宅までは約270km。もちろん、1人運転頑張れぇ〜!!しかし、久しぶりのファミリー旅行楽しかったね。

← 信州・渋温泉ファミリー旅行!その⑥ スノーモンキーの地獄谷野猿公苑へ!

* 小布施観光協会
* 北斎館
* 泉石亭
* 小布施堂 えんとつ
* 川中島古戦場


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