日本BEGG矯正歯科学会2008年大会

こんにちは

ダイセーデンタルクリニック勤務医の竹内優美子です。

9月15日（月・祝）東京・総評会館で開催された第30回日本BEGG矯正歯科学会大会に出席しました。
私は傍聴のみでしたが、院長は学術発表の演者でした。


今年の特別講演は３題ありました。
午前中の奥田克璽先生による特別講演『ストレス、口腔内バイオフィルム、免疫系の密接な関係について』は、当院の取り組んでいるメディカルトリートメントモデルの根拠となる科学的なデータが満載！
歯周病の治療、カリエスリスクのコントロールには定期的なメインテナンスが欠かせない理由がより深く理解できました。

午後からの特別講演は亀田　剛先生による『Minimum Patient Complianceを実現するための矯正歯科における治療・マネージメント・マーケテイングの実際－すべては患者さんのために－』でした。
院内スタッフが喜んで働ける職場であることが、患者さんのためになるというお話でした。
お話の中で、「売るために喜ばせる」ことと、「売った結果　喜ばれる」の違いがわかりますか？とおっしゃっていたのが印象的でした。

特別講演の３題目は亀田　晃先生による『日本ベッグ矯正歯科学会の30年を顧みて』でした。
亀田先生とベッグ先生の出会いと、ベッグ法の日本での普及についてのお話は大変感銘をうけました。
改めてベッグ法は日本人の咬合にあった、無理のない矯正治療法であることがよくわかりました。

学術発表では難しい症例や、長期管理が必要な症例などが多く、勉強になりました。
院長も緊張しつつ無事に発表を終えることが出来ました！
実りある学会に出席でき、良かったです