海外研修に行ってきました

こんにちは
ダイセー歯科クリニックで小児歯科・矯正歯科を担当している歯科医師の竹内優美子です。

１０月４～８日はお休みをいただいて、ドイツのシロナ工場と、小児歯科に力を入れている歯科医院を見学してきました。
シロナ（シーメンス）は歯科医療機械の中でも世界の信頼あるブランドです。当院のセレックや診療台、消毒滅菌器具はすべてシロナ製のものです。


まずシロナの見学から。

広大な敷地には工場のほかに、研修センターや病院、学校、宿舎、消防車までありました。
工場の作業は、ほとんどが手作業で行われており、1種類の部品を磨き続けて30年、組み立て続けて20年、といったベテランが多数いらっしゃいました。
細かい作業は女性が多かったです。
同じ職場で勤続20年、30年のベテランがたくさんいるのは、なぜでしょうか？と聞いたところ、
シロナの製品が素晴らしいものであり、良いドクターに選ばれて、たくさんの患者を助けていることを誇りに思っている、という趣旨のことをおっしゃっていました。
ショールームではまだ日本に入ってきていない最新の機械を見せていただきました。新しいセレック、いいなあ～


小児歯科に力を入れている歯科医院は4つ見学することができました。

全て女医さんの診療室で、４つともホテル？エステ？といったおしゃれな内装にびっくり
日本の病院でありがちな薬品の臭いが全くしないどころか、良い香りに癒されました。
そして診療室が広い10畳くらいありそうな部屋に診療台が1台の個室で、ドクターの好みのインテリアで揃えられていました。
また、インプラントや歯周治療などの専門医が複数在籍する共同経営スタイルの医院や、フランチャイズ展開している歯科医院もありました。
常勤の麻酔医がいる医院では、どうしても歯の治療がうまくできない３～４歳くらいの小児に対して全身麻酔をかけての治療を行っているそうで、これにはいろいろと考えさせられました。
診療が終わったらご褒美というのは当院でも“ガチャガチャ”を活用していますが、本当に子供たちは喜んでくれますね

建物や設備だけでなく、ドクターが皆さん魅力的で、活き活きと自分の城について語るのが素敵でした
とても良い経験をさせていただいて、今回の見学をコーディネートしてくださったシロナさんに感謝です。


最近、当院でも小さなお子さんのお母様に
「ダイセーさんに来て良かった。うちの子は歯医者さんが大好きになりました」
と言われる機会が増えてきて、とても嬉しい一方で、どうしても泣いてしまう お子さんもいらっしゃいます。

今回のドイツの歯科医院見学から、子供たちが喜んで歯医者さんに行きたくなるような診療室について、たくさんのアイディアをもらいました。

一人でも多くの子供たちが歯医者さん大好きになってくれるよう、研修で学んだことを活かしていきたいと思います

写真はゲーテハウスにて。少しだけ観光も出来ました
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ダイセー歯科クリニック携帯サイトhttp://www.daise-shika.jp/
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