寒いですね。風花が舞っています。小雪がちらついています。
字に関する本を2冊読みました。
『字を書く女:中年書道入門』は『負け犬の遠吠え』の著者、酒井順子さんが先生に書道を習う話(字にまつわるエッセイも)です。
まずは道具を揃えようと、東京の栄豊齋で硯や筆や墨を買う話からはじまります。
臨書(いにしえの書を真似て書くこと)をしていると伊藤ハムのキャラクター・ハム係長の顔が思い浮かぶと書かれていて笑ってしまった。
『もしもくずし字が読めたなら』は初のくずし字小説!とのこと。小説とは言え、内容は難しいので、特に後半は、あと何ページの我慢と思いながら何とか読みました。
掛け軸に書かれているのは漢詩が多く、7言絶句か、5言絶句の文字数に当てはまれば意味が取りやすいかもとのことでした。