大国主神が島根半島東の端の御前にて波の上を
鏡芋(ガガイモ)の果実を割った舟に乗って
蛾の皮の着物を着た小さな神と出会った。
海の彼方より来た小さな神は、少名毘古那(スクナビコナ)の神と言い
神産巣日(カムムスヒ)の神の指の間から落ちた子で、
大国主命に力を合わして国造りをするように命じられてやってきた。
しばらくして少名毘古那の神は、常世の地へ去った。
途方に暮れた大国主命は、光り輝き近づく神に
御霊を祀るならば協力しよう。
と言われ、大和の青々とした御諸山(三輪山)の山頂に祀って
国造りが完成した。
と古事記に書かれている。
ちなみに
三輪の大神の祭神は、大物主神・大己貴神・少彦名神である。
この小さな神が乗っていた舟がガガイモの果実
ちなみに 芋は果実が芋の形に似ているからで
蔓植物のガガイモは地下茎多年草植物。
古事記に登場する程の太古の昔より見られてきた植物なので
草刈りとは言え刈られるとちょっとツライです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます