1 月11日(水) 曇り 気温23℃ 湿度87%
1月11日のマニラ新聞から
邦人の現金奪う
マニラ空港で警官姿の3人組が日本人男性に「喫煙禁止」と言い掛かりを付ける
マニラ空港第2ターミナル到着口前の喫煙コーナーで9日、成田空港から到着した
日本人男性(40)=千葉県在住=が喫煙中、警官の制服を着た男性3人に
言い掛かりをつけられ、出迎えの車を追跡された後、所持していた財布から
現金2万円を強奪された。
日本人男性と出迎え車の比人運転手(27)は同日、マニラ空港内の警察署に被害届を
提出した。男性は、日本からの短期出張で4回目の来比だった。
男性と運転手によると、男性は同日午後2時半ごろ、出迎えの車を待ちながら
灰皿の前で喫煙中、車に乗った警官姿の3人組に「ここは喫煙禁止区域だ」などと
脅された。灰皿の中には他人の吸い殻も入っていたため、
男性は3人の話に取り合わず、出迎えの車に乗り込んだ。
ところが、出迎えの車が同ターミナルを出て数分後にナイア、ニノイアキノ両通り交差点で
赤信号のため停車していると、尾行してきた3人組の車が左横に停車。
1人が降りてきて、運転席の窓ガラスをノックし、道路脇のガソリンスタンドに
入るよう指示した。
ガソリンスタンドに停車した迎えの車の後部に3人組の車も停車。
2人が出てきて、運転手に「あの男に問題がある。邪魔するな」と言い、男性を後部車に
乗せ、運転手の横には別の1人が乗り込み、運転席の扉の真横には別の1人が立って、
運転手を見張るとともに車からも出られないようにした。
後部車の助手席に座らされた男性に対し、運転席に残っていた1人が、
「あそこは禁煙区域だ。防犯カメラにも映っている。罰金5万ペソを払え」などと要求してきた。
「そんな金は持ち合わせていない」と答えて男性が1千円を払おうとすると、
財布を取り上げられ、中に入っていた2万7千円のうち1万円札2枚を抜き取られた。
その後、解放されたという。
3人組の車は一般車両用のナンバープレートを付けた白っぽいバン型乗用車で、
プレートナンバーは「XEV636」。3人は青のYシャツに紺のズボンという国家警察の
制服姿だった。ちなみに同空港を警備する空港警察の制服は、黄土色のYシャツに
茶色のズボン。男性と運転手は届け出の際、車のプレートナンバーとともに
3人のうち2人の名前を伝えた。制服の胸に名札が付いていたため、名前を覚えていた。
空港警察は10日、男性が言い掛かりを付けられた場所を、禁煙区域ではなく
「喫煙コーナー」と確認した。
また被害届を受け取った担当警官は同日、「外国人の被害で多いのは、空港職員や
警官、警備員が金を巻き上げる事件。この手の犯行は初めて」と話した。
今後の捜査については、運転手から届け出を受けた犯人2人の名前が
フルネームではないため、警官名簿からの割り出しが困難と説明。
プレートナンバーからの割り出しも、「手元の控えでは『XE636』となっている」と
運転手の証言とは違う控えナンバーを根拠に、比の6桁のナンバーに1桁足りず、
運輸通信省陸運局(LTO)に照会しないと話している。
13日に帰国予定の男性は、被害届で本人の氏名に加えて会社と宿泊先の
住所を知らせたため不安になり、9日夜は被害届の住所とは別の場所に泊まったという。
また「相手が警官だから逆らえない。卑劣だ」とも話した。
昨年暮れ下のクボ(小さな掘っ立て小屋)に住む、洗濯婦の叔母さんの家から、
嫁さんが子供2人を残して、家出した。以前日記にも触れた事が有るのですが、
叔母さんの長男の旦那さんが、喘息を拗らせ亡くなり、此れから20歳のこの嫁は、
どう暮らして行くのは興味は有ったのです。 もう3年前の事だろうか、この嫁さんが17歳の時、
毎日の水汲みが辛く、クボを逃げ出し家出した事が、有ったのです。そして私の畑に住む小作人の
ペリオの所に、転がり込んだのです。過酷な水汲みから、開放された少女に取り、蛇口を捻ると、
水の出る生活は、さぞ憧れだったに違い有りません。夜は暗闇から、電燈の灯る生活、
夢のように思った事でしょう。
そして一週間後、ペリオとの夜の性活の、不満をいいふらし、ペリオのもとを去っていったのです。
包茎だと云いふらされたペリオは、タガイタイに居づらくなったのか、マニラ方面に越して行った。
この少女のこの後だが、洗濯婦の叔母さんの息子と、暮らしている事は風の噂で聞いていた。
今回の家出は、叔母さんから息子が、亡くなってから、毎夜子供を置いて、男を探し求め出て、
出て行き帰って来ない、叔母さんが、困っているとも聞いていた。そんな事を何回か繰り返した後の
家出まだ20歳の女が、幼子2人を育てるのは、大変だと思うが、残された孫を育てる、
叔母さんも可哀想だ、こんな話はいっぱい有るのでしょうね、日本では福祉事務所が有るが、
此の国には無いのでしょうね、でも子供を大事にする此の国では、何とか生きられるのが、
此の国なんです。まして此処は田舎タガイタイ尚更なのです。
犬猫と変わらぬ生活だと思いますが、生きて行く事は出来るのです。