フィリピンのほほん生活記ー朝焼けに染められて

フィリピン・タガイタイの景色と日々の出来事を綴ったブログです。

家出

2012年01月11日 08時12分48秒 | ご近所話

 

   1 月11日(水) 曇り 気温23℃ 湿度87%

  1月11日のマニラ新聞から  
 
邦人の現金奪う
マニラ空港で警官姿の3人組が日本人男性に「喫煙禁止」と言い掛かりを付ける

  マニラ空港第2ターミナル到着口前の喫煙コーナーで9日、成田空港から到着した
日本人男性(40)=千葉県在住=が喫煙中、警官の制服を着た男性3人に
言い掛かりをつけられ、出迎えの車を追跡された後、所持していた財布から
現金2万円を強奪された。

 日本人男性と出迎え車の比人運転手(27)は同日、マニラ空港内の警察署に被害届を
提出した。男性は、日本からの短期出張で4回目の来比だった。

 男性と運転手によると、男性は同日午後2時半ごろ、出迎えの車を待ちながら
灰皿の前で喫煙中、車に乗った警官姿の3人組に「ここは喫煙禁止区域だ」などと
脅された。灰皿の中には他人の吸い殻も入っていたため、
男性は3人の話に取り合わず、出迎えの車に乗り込んだ。

 ところが、出迎えの車が同ターミナルを出て数分後にナイア、ニノイアキノ両通り交差点で
赤信号のため停車していると、尾行してきた3人組の車が左横に停車。
1人が降りてきて、運転席の窓ガラスをノックし、道路脇のガソリンスタンドに
入るよう指示した。

 ガソリンスタンドに停車した迎えの車の後部に3人組の車も停車。
2人が出てきて、運転手に「あの男に問題がある。邪魔するな」と言い、男性を後部車に
乗せ、運転手の横には別の1人が乗り込み、運転席の扉の真横には別の1人が立って、
運転手を見張るとともに車からも出られないようにした。

 後部車の助手席に座らされた男性に対し、運転席に残っていた1人が、
「あそこは禁煙区域だ。防犯カメラにも映っている。罰金5万ペソを払え」などと要求してきた。
「そんな金は持ち合わせていない」と答えて男性が1千円を払おうとすると、
財布を取り上げられ、中に入っていた2万7千円のうち1万円札2枚を抜き取られた。
その後、解放されたという。

 3人組の車は一般車両用のナンバープレートを付けた白っぽいバン型乗用車で、
プレートナンバーは「XEV636」。3人は青のYシャツに紺のズボンという国家警察の
制服姿だった。ちなみに同空港を警備する空港警察の制服は、黄土色のYシャツに
茶色のズボン。男性と運転手は届け出の際、車のプレートナンバーとともに
3人のうち2人の名前を伝えた。制服の胸に名札が付いていたため、名前を覚えていた。

 空港警察は10日、男性が言い掛かりを付けられた場所を、禁煙区域ではなく
「喫煙コーナー」と確認した。

 また被害届を受け取った担当警官は同日、「外国人の被害で多いのは、空港職員や
警官、警備員が金を巻き上げる事件。この手の犯行は初めて」と話した。  

 今後の捜査については、運転手から届け出を受けた犯人2人の名前が
フルネームではないため、警官名簿からの割り出しが困難と説明。
プレートナンバーからの割り出しも、「手元の控えでは『XE636』となっている」と
運転手の証言とは違う控えナンバーを根拠に、比の6桁のナンバーに1桁足りず、
運輸通信省陸運局(LTO)に照会しないと話している。

 13日に帰国予定の男性は、被害届で本人の氏名に加えて会社と宿泊先の
住所を知らせたため不安になり、9日夜は被害届の住所とは別の場所に泊まったという。
また「相手が警官だから逆らえない。卑劣だ」とも話した。

 

 昨年暮れ下のクボ(小さな掘っ立て小屋)に住む、洗濯婦の叔母さんの家から、

嫁さんが子供2人を残して、家出した。以前日記にも触れた事が有るのですが、

叔母さんの長男の旦那さんが、喘息を拗らせ亡くなり、此れから20歳のこの嫁は、

どう暮らして行くのは興味は有ったのです。 もう3年前の事だろうか、この嫁さんが17歳の時、

毎日の水汲みが辛く、クボを逃げ出し家出した事が、有ったのです。そして私の畑に住む小作人の

ペリオの所に、転がり込んだのです。過酷な水汲みから、開放された少女に取り、蛇口を捻ると、

水の出る生活は、さぞ憧れだったに違い有りません。夜は暗闇から、電燈の灯る生活、

夢のように思った事でしょう。

 

 

そして一週間後、ペリオとの夜の性活の、不満をいいふらし、ペリオのもとを去っていったのです。

包茎だと云いふらされたペリオは、タガイタイに居づらくなったのか、マニラ方面に越して行った。

この少女のこの後だが、洗濯婦の叔母さんの息子と、暮らしている事は風の噂で聞いていた。

 今回の家出は、叔母さんから息子が、亡くなってから、毎夜子供を置いて、男を探し求め出て、

出て行き帰って来ない、叔母さんが、困っているとも聞いていた。そんな事を何回か繰り返した後の

家出まだ20歳の女が、幼子2人を育てるのは、大変だと思うが、残された孫を育てる、

叔母さんも可哀想だ、こんな話はいっぱい有るのでしょうね、日本では福祉事務所が有るが、

此の国には無いのでしょうね、でも子供を大事にする此の国では、何とか生きられるのが、

此の国なんです。まして此処は田舎タガイタイ尚更なのです。

犬猫と変わらぬ生活だと思いますが、生きて行く事は出来るのです。

 

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ご近所話

2012年01月04日 06時35分55秒 | ご近所話

 

   1 月 4日(水) 雨 気温23度 湿度87%

1月4日のマニラ新聞から  

 ブラックナザレ
キアポ教会、カトリック教会恒例行事に1300万人が参加する見通しと発表

 フィリピンのカトリック教会の恒例行事、黒いキリスト像「ブラックナザレ」の行進が9日に
行われるのを前に、首都圏マニラ市キアポ教会は4日、記者会見し、「約1300万人が
参加する見通し」と明らかにした。また、教会と政府関係機関が協力し、
負傷者を出さないよう呼び掛けた。

 同教会のクレメンテ神父は、首都圏からの参加者は800万人、さらに地方から約500万人が
参加するとした。また、首都圏開発局(MMDA)や国家警察などの協力を得て、
前年よりも警備を強化し安全性を高めると表明した。

 一方、マニラ市のリム市長は国民に対し、教会関係者らの指示に従うよう呼び掛けた。

 キリスト像は8日昼までに同教会からキリノグランドスタンドに運ばれ、
9日朝、同教会に向けて出発する予定。


 


 一昨日私がPCに向かっていると、何の気なしに、階下に降りると家族が大騒ぎ、前の道路で

子供が轢かれ死んだと、折しも一昨日は車が大渋滞、道路横断も危ないのです。どうしたのか

状況を聞きますと、近所の家の家族が、先に7歳の子供を置いて横断、子供が母親の後を、

追いかけたそうです。そこへ猛スピードバンが、走って来たようです。子供撥ねられ、道路中央に、

義弟ダニロ達が、走行車両を停止させ、道路脇に運んで来たと、バンには大勢の外国人が、

レンタカーでも借りて観光に来たようだと、話して居りました。病院に運ばれましたが、死んだかも

知れないと、道路には子供が抱えた、ブコパイが散乱して居りました。この場所には、

以前は道路標識の他に、横断歩道のマークも有ったのですが、今は道路標識だけ残っていました。

 この横断歩道は、日本と違い絶対に停車して呉れないのです。渡っていたら警笛を鳴らされ、

毛散らされますよ、此の国では歩行者優先では、有りませんから、車の間隙を掻い潜って、

横断するのです。【笑】 休日は観光の車で溢れ、私でも命がけなのです。今回の事故は親の

責任ですね、大人でも横断が難しいのに、7歳の幼児が危険を察知するのは、難しいですよね、

今日の様子では、意識は取り戻した様子ですが、無事回復して、欲しいと願って居ります。

 

 

家の前の道路が水浸し状態、近所の家の水道管からの、水漏れです。その家の引き込み菅から

漏れているようですが、その家のメーターの手前なので、メーターは廻っていないようです。

料金に反映すると、大騒ぎで水道局に連絡するのでしょうが、馬耳東風どこ吹く風ですね、

日本人の私が、勿体ないとやきもきしているのです。家の水道も私のオシッコのように、

勢いが有りません。もう三日間も寝たきり老人の如く、垂れ流し状態、あぁ~嫌だ!【笑】

 写真を撮っていると、車の窓からスナック菓子の袋が、走行車両から、投げ出されます。

此の国は道路全てが、ゴミ捨て場なのです。私は家族の、ポイ捨てを止めさせた、実績が

有るのです。【笑】 立ち小便も、ただ義母は表は気持ちがよいらしく、時々していますが、

座ってだから、良いのかも知れません。【笑】

 

 

近所の散歩、水道管の破裂と、かたつむり

 

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人生楽有れば苦も有り

2011年12月12日 07時09分25秒 | ご近所話

 

  12月 12日(月) 曇り 気温24℃ 湿度85% 

 今朝は3時40分気持ちよく目覚める、久しぶりに晴れているのか、マニラの灯が薄ぼんやりと、
月もでているように、感じるのでベランダ越しに、上空を眺めると、おぼろ月だ、10日が月食だったが、
残念ながら眺められなかった、本日の月齢は、17夜、2日前の月食の日は、満月だったのか、 


 

 此の間お向いの親戚のクヤ.ロレトが、倒れマニラの病院に、運ばれたのです。此の国の、

国民病と云われる、糖尿病を煩い、インシュリン注射を、しているのですが、所が注射後様態が

異変しマニラの病院に、運ばれたのですが、血圧が上がり脳血管が、切れた様子です。 

 自宅には退院して来たのですが、半身不随状態、左半身が麻痺し、顔迄歪んだそうです。

 順順風満帆の勢いでしたが、人生にはこんな事が起こるのですね、此の間お会いした時、

元気も無く、げっそりとやつれ、白髪も増えたように、見受けられました。ロレトは亡義父の従兄妹の、

旦那さんですが、以前の日記に、息子がドバイで大儲けしてして、豪邸を建て、更に幼稚園経営に

乗り出したと、日記に書きましたが、その父親何です。日記にも68歳、日記にも65歳の誕生日の様子を、

載せた事も有りました。私が渡日する度に、運転手として、働いて呉れたのです。

 

 

 私が初めて此の国で、ジプニーを購入したのも、30数年前にロレトから、ジプニーは儲かると、

奬められたからなんです。 そして何年か後に、イギリスに出稼ぎに行って、しまったのです。

子供がドバイに出稼ぎに行ったのも、此の父親の影響だったのですね、此の国には主たる

基幹産業が育ちません、その為比国には、関連する主たる産業も無く、此の国でお金を掴む為には、

外国への出稼ぎしかないのですね、でも出稼ぎのチャスを掴めるのは、ほんのひとにぎりの、

運の良い人達だけなのです。 国内での仕事が少く、例え就職出来ても、経営者側は、

3箇月経過すると、労働者の権利が、強くなり簡単に、首を切れなくなるのです。運良く就職できても、

試用期間の3箇月で、切られてしまうのです。 国内産業をもっと発展させないと、

国民が可哀想過ぎますね、

 

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デジブック 『レストラン開店祝い』

2011年12月09日 06時54分23秒 | ご近所話

 


  12月 9日(金) 雨 気温24℃ 湿度88%

 またまた雨の夜明、時間は午前6時ですが、暗く憂鬱な日です。彼方此方から、サボンの、
啼く音が聞こえるのですが、

 

 ずっと雨が降り続くタガイタイです。昨日ですが、近所に住む親戚の、レストランが出来たのです。

呼ばれていたので、行ってきましたよ、亡き義父の従兄弟の子供の家で、我大家族と苗字が同じ、

一族なのです。現在プコパイ屋をやって居りますが、商売が当たったのですね、休日には

買い物客が、留まる事知らず、有名店になったのです。2年前土地を買い増し、教会付きの

レストランを作ったのです。昨日はこけら落とし、神父さんを呼んで、プライベートミサを、

行なったのです。私が此処の主人と知ったのは、妻と結婚した35年前でした。その頃この辺は、

電気も水道も無く、私は持ち込んだ、小型発電機による、テレビが最初で、この家族も、

毎晩来ていましたね、あの頃は生活レベルも、同じぐらいでしたね、現在は大きく水開けられ、

雲の上を眺めるように、差が付いてしまいました。運も有りますが、日頃の努力が、

違うんでしょうね、此の国は何事も見栄の張合い、相手に見せつけるのです。日本でも同じだと、

思いますが、関係が近いから、余計激しい気が致します。お互いにライバル意識が、

有ったのですね、日本の田舎でも、結婚した時など、嫁入り道具を、近隣に見せびらかす、

心境に似ていますね、縁戚関係だから、余計なんでしょうね、【笑)

 

 

 

 お呼ばれしても内心、羨ましく悔しいのですよ、私は我大家族と、共の生活をしているにで、

心の内が痛いほど分かるのです。誕生会、洗礼式、卒業式、落成式など、見栄の張合いなのです。

 日本人に置いても、おなじなんでしょうんね、お互い人間ですからね、【笑】

 

 デジブック 『レストラン開店祝い』

 

 

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 牛とすすきとパイナップル

2011年09月07日 07時32分21秒 | ご近所話

 

  9 月 7日(水) 午前5時25分 小雨 気温26℃ 湿度78%

 朝起きて外を眺めるも、あまり焼けない、今の季節はこうだったかなぁと、振り返るも、
老いた頭では、思い出せないのです。【笑】 毎日変わり映えしない、写真を載せて、
心苦しくも思っているのです。

 

 昨日朝小雨がパラついていました。 DVDを見ながら一日を過ごします。何の気なしに、

表に目をやりますと、秋なんですねぇ、すすきが目に付きます。暫し日本の秋を思い出しました。

 十三夜、十五夜の、お団子を御供しての、お月見を、(クボの前、寂しく佇む、ススキかな)【笑】

 

 

 更に下に目をやれば、牛の親子が、仲良く食事中です。 右したのは、職人が屋根工事、

あの家はもう何箇月、掛かっているのでしょう。雨季の工事だから、進行しませんね、

職人も地元の人で無く、建築主の田舎、イロコスより、飯場を作り、常駐いるのです。

工事を遅くして、日銭を稼ぐ作戦なのでしょうか、大阪に出掛ける前から、始めた屋根工事も、

終わっていません。やっと最後の仕上げのようですが、何故雨季に始めたか、疑問も残ります。

 せめて日本のように、先に屋根を葺けば、内部工事も出来るだろうにと、老婆心ながら、

思うのです。フィリピン国では、疑問に思うのですが、屋根葺き工事は、後からなのです。

 タガイタイでは、乾季到来となり、建物工事は始まり、一般住宅では殆ど、雨季での工事は、

避けて居ります。雨季の5月~10月は長い休みなのです。フィリピン国は北に長い島国で、

四方を海に囲まれている為、気候帯も大きく4つに別れているのです。地域性が強く、

建物構造形態も、地域性が色濃く出ているように、感じて居ります。

 

 

 

 

   前のパイナップル畑の、実も大分大きくなり、黄色く色づいて、来ましたよ。もう直収穫ですね、

人の粗探しでは有りませんが、気になるもんですね、【笑】

 牛とすすきとパイナップル畑

 

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