私とヤギとの関わり

 

　本日ののほほん生活記

　２０２０.１１.１６ （月）午前６時００分　曇り　気温 22.4℃　湿度 50 % 東南東 9.2 ｍ 疾風⑤

クシー・エネルギー相は、エネルギー省が12月中に原子力発電開発計画の草案を完成させ、ドゥテルテ大統領に提出することを
明らかにした。国内における原子力発電開発の事業可能性について調査しまとめるよう命じた大統領令第１１６号に基づき、
同省は開発計画を策定しており、12月末までに大統領から承認を得ることを目標にしているという。　英字紙マニラブレティンによると、
新たに策定中の具体的な原子力発電開発計画としては、国内数カ所での小型モジュール炉（ＳＭＲ）導入による原子力発電所の
新設と30年以上凍結されてきたバタアン原子力発電所の再整備事業が２つの柱になるとみられている。（澤田公伸）
                                                                                                          　　　　　　　　　　2020.11.16. （マニラ新聞から） 

 

 私が暮らすタガイタイ市は、タール火山の、外輪山道路付近に、開発された、標高５百ｍ～７百ｍの高地です。主なる特産物は、

高地の気候に在った、パイナップルを、代表とする、南国の果物です。特に周囲には、パイナップルの丘が、目立つ環境ですね、

パイナップルに並び、有名なのが、マホガニ地区には、場が、存在する関係からか、隣接市場では、筋肉が『パクパク』と、

脈動する、直後の、牛や豚が、半身の状態で、吊るされているのです。そう云う環境からか、牛の骨付き脛肉の煮込み料理

（ブラロ）と、スタミナ料理（ヤギ肉料理）が、有名ですね、都心から、此の為にだけ、お見えに成る方も、大勢居るのです。

　其れから、ココ椰子の、果肉を丸ごと用いた、ブコパイも、有名ですね、m(__)m　　私が生まれ育ったのは、関東平野の、

ど真ん中、利根川の支流が流れる、農村地帯、牛馬や、ヤギの居る家も、多かったですね、幼少の頃、お友達が、搾りたての、

ヤギの乳を、呑む姿を、羨ましく、横目に眺めながら、成長したのです。　縁在り、妻の故郷で在る、タガイタイで暮らし初め、

多くのヤギを、眺めた時には、ヤギを飼ってみたい、衝動に駆られました。　亡義母の、誕生会に、ヤギ料理を、提供する事に成り、

郷の料理人（モンデン）や、義弟を伴い、隣町アルフォンソの、家畜市に、夜明け前に、出掛けたのです、３頭のヤギを、

求めに行ったのですが、市に参加するのでは無く、売りに来た、農家の方から、市場を通さず、欲しいヤギを、値段交渉して、

握って、仕入れて来たのです。其の中の一頭が、妊娠して、居るらしいと、ヤギの方法は、コップ一杯の、酢を口に流し込むと、

やがては、死んでしまうのです。そして吊るして、体毛をバーナで焼き、その後毛を摺り落とすのです。そして、解体作業ですね、

此の残酷さが、脳裡に浮かび、そして、モンデンから、子を宿したヤギは、栄養を子供に、取られるので、親ヤギは、美味しく聞かされ、

家で飼うことにしたのです。それからは、餌となる、草の豊富な、我が家のクボで、飼うことにしたのです。そして２頭の、双子のヤギが、

生まれたのです。（笑）　一頭は、我が手に、残りの一頭は、飼育を委託した、二番目の義妹（ソピア）の、旦那（ロベルト）に、

此処での、ヤギ乳は、臭いと聞いたのです。私が生まれ育った頃は、戦後の復興期、食に貧しい時代でした。そんなことから、憧れた、

ヤギの乳は、呑まない事に、心変わりしたのです。でも子ヤギ２頭を含め、親子３頭の、命を救った、満足感に、酔いしれました。（笑）

　当然ながら殺さなかった１頭の、代わりとして、他の１頭を、仕入れ、身代わりにしたのは、云う迄も在りません。m(__)m

　本日の起床は、午前５時３０分でした。昨夜の酒が残り、身体の怠い、夜明けでした。起きてから、眺めたパラスが、頂上付近は、

雲の中に埋もれ、パラス側からの、風が強かったですね、タガイタイは数日前マラ、風向きに変化が、雨季とはサヨナラし、季節は乾季に、

移ったのでしょうね、気象庁からは、未だ発表は、御座いませんが、風の方向で、季節の変わり目を知る、故国日本は、季節の花や、

鳥の啼声で、季節の変わり目を、肌で感じる事が出来るのに、此方では、季節を問わず、同じ花が、咲いている、寂しいですね、（涙）

　　フォトチャンネル　　マニラ新聞