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天気が悪いせいか、東京マラソンのせいか、美術館はやや空いてる感じ(それでも愛好家は多いけど)。
アメリカ合衆国でコレクションされた印象派を中心としたフランス絵画のコレクション。なるほど、印象派と言うのは美術館でかしこまって観ることより金持ちが自宅に飾って楽しむ作品だったのだな、と、このコレクションが個人コレクションから始まっていることからもうかがわれる。つまり、自分が印象派絵画で癒されるのは、自宅でくつろいでいるのを擬似的にやっているのだな、と思う(実際の自宅はもっと落ち着かないけど)。モネもルノワールもピサロもセザンヌもゴーギャンも昨日観たばかりだけど、特にルノワールの美少女画とピサロ、スーラの風景画は落ち着く。
昨日のブリジストン美術館は中高年が多かったが、こちらは若い女性が多かったなあ。趣味としてそんなに大きな違いはないのだが。三菱一号館自身の印象派所蔵品の公開もあったが、やはりワシントンナショナルギャラリーのコレクションはコレクションを始めた個人の趣味が良かったと言える。画集も買ってしまった(^o^)
帰りは京橋まで歩く。交通規制は解除されていたが、まだ東京マラソン向けの標識や垂れ幕が残り、何よりボランティアや警官がたくさん残っていて、東京マラソンと言うイベントがいかに大騒ぎだったかがよく分かった(まあ深谷だってその町のビッグイベントだったのだろうけど)。