
そこで、験を担ぐ時は担ぐのである。赤と言えば、浦和レッズを見ろ!マンUを見ろ。リーグのトップを走っているのは、赤のユニフォームだじょ。
わしらも昔の勝っていた時のユニフォームにするのである。流れを変える。気分が変わる。勝っていた頃(もう2年も前だがね)の赤のユニフォームに今度の試合はするぞ!と。そして勝つのだと決めていたのである。
ついにその結果を試す日が来たのである。対クリスタル戦で、ユニフォームが赤になったのだ。この2年も着ていなかったが、みんな、この非常事態にふさわしい「赤」のユニフォームを持ってきて、試合開始!

前半は強い風のせいなのか、いや実力は向こうが上なのだ。攻められっぱなしである。こちらの攻撃は本当に散発的(実際3発くらいしかゴールに近づかなかった)で、反対に向こうはなんで入らないのっていうシュートだらけ。入っておかしくないチャンスは5点分はあっただろうが、ことごとく外したのである。そう!これが「赤」の効果である。ユニフォームを変えた途端に向こうのシュートが入らない。これはすごい!と思っていたら、我がH庄選手がFKのチャンス。距離があったので向こうも油断したのか。直接ねらったボールは、風に逆らうようにゴールのサイドネットに吸い込まれた。先制である。すぐにS原選手がハーフラインからドリブル。こいつは前だけは早い、早いよと言っているうちにゴール前。落ち着いてサイドキックでこれまたサイドネットを揺らしたのである。あれれ。2点リードだ。当たり前である。これは、赤の効果なのである。


後半にもワシがFK。ゴール左上をねらってカーブをかけたキックは、風に逆らって飛んでいったがゴール前で力つきたか急に失速。瞬間、ボールが空中で止まっていたというくらい魔球となった。当然ゴールキーパーがイージーと思っていたのが、突然止まる魔球となったのでハンブル。そのままゴールへ。風を計算し尽くしたワシの絶妙の魔球キックでなんと3点目である。そう、これもレッズ効果である。すんごいのである。結局、守備陣も大健闘。GKもファインセーブを連発。なんとも3対0で勝利したのである。恐るべしレッズ効果。&君、分かったねぇ。そうそう、名前も馬込レッズクラックスとでもしようかね。


ところで、オシム監督には1日も早い回復をお祈りします。あんたのチームをもっと見たいのである。奇跡の復帰を
