見た目以上に機能が違います
そんな2製品ですが、製品サイトを見ても何がどう違うのか分かりづらいところがあります。そこで、簡単なレビューを交えつつ、この2製品を使てみてわかった違いについて、紹介したいと思います。
まず基本スペックの確認から。Galaxy Fitは0.95インチのAMOLEDを搭載。タッチパネル仕様で左右スワイプで表示を切り替え可能です。上からの下のスワイプでシステムメニューが表示されるなど、操作イメージはGalaxy Watch Activeに近い雰囲気です。
また、Galaxy Fitは自動検出以外に、サイドキーや画面内の操作でアクティビティの記録を開始できますが、Fit eにその機能はありません。
バッテリー容量はGalaxy Fitが120mAh、Fit eが70mAhと違いがありますが、使用時間はどちらも7日間となっています。これはディスプレイの違いが大きいのでしょう。
ただ、心拍モニタを使うとバッテリー持ちはどちらも悪くなります。Galaxy Fitはスマートフォン側のアプリで心拍測定をオフにできます。Galaxy Fit eにはメニューがありませんが、ウィジェットで心拍モニタを外せば計測は止まります。
先にも書きましたが、スマートフォンからの通知にも大きな違いがあります。Galaxy Fitでは通知の内容を表示でき、あとで通知を見返すことも可能。メールなどへは定型文での返信が可能なQuick Reply機能も使えます。
対して、Galaxy Fit eでは、通知のタイミングで画面上にどのアプリからなのかは表示されますが、それ以降、見返すことはできません。「さっきの通知、何だっけ?」というような使い方は出来ないわけです。
ただ意外なことに、どちらにもメディアコントロールの機能はありません。音楽を聴きながらウォーキングやランニングを行いたいならスマートフォンも持ち歩く必要があります。
この点、Galaxy Watch ActiveならBluetoothでイヤホンと接続でき、音楽も内部ストレージに保存可能です。
ただ、価格がGalaxy Fitの倍になり、電池持ちも悪くなる(とはいえ、ぎりぎり2日は持ちます)のが悩ましいところです。
もう少し踏み込んで、メールなども手元で確認したい、運動をもっとアクティブに計測したいという人ならGalaxy Fitを選んでもいいでしょう。
Amazonでの価格はGalaxy Fitが1万2980円、Galaxy Fit eが4298円と大きく異なりますが、せひ自分の用途に合わせて選んでほしいと思います。